媚茶
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16進表記 | #716246 |
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RGB | (113, 98, 70) |
CMYK | (0, 13, 38, 56) |
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媚茶(こびちゃ)は、江戸時代の流行色の1つ。やや黒ずんだ黄褐色。
元の名を昆布茶(こぶちゃ)といい、海藻のコンブの色を写したものだが、「異性に媚びるような艶っぽい色」という意味の「媚茶」の字を当てられて流行した。
概要
[編集]『守貞謾稿』には「媚茶は天保年江戸に行はれ」と、天保の頃に流行したと書かれている。
ヤマモモの樹皮を使用し、鉄媒染で染める。媒染剤にはお歯黒に使用する鉄漿(酸化鉄の溶液)が用いられた。
参考文献
[編集]- 福田邦夫『すぐわかる 日本の伝統色』東京美術 ISBN 4-8087-0784-5
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN 4-87940-549-3