娘か可愛い女房が一人
「娘か可愛い女房が一人」(ドイツ語:Ein Mädchen oder Weibchen wünscht Papageno sich)は、モーツァルトのジングシュピール『魔笛』第2幕でパパゲーノ(バリトン)が歌うアリア。作詞は1791年の初演時にパパゲーノを歌ったエマヌエル・シカネーダー。第1幕に登場する最初のアリア「私は鳥刺し」に続き、『魔笛』でのパパゲーノの2番目のアリアである。調性はヘ長調。3部構成で、各部の速度指定はアンダンテ-アレグロとなっている[1]。
内容
[編集]「嫁が欲しい」というパパゲーノの願望を吐露した歌詞となっている。
歌詞
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ドイツ語原文[2]
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日本語訳
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Ein Mädchen oder Weibchen |
娘か可愛い女房が一人、 |
脚注
[編集]- ^ 海老澤敏『魔笛』、音楽之友社(モーツァルトII. 作曲家別名曲解説珍蔵版 14)、(中国語訳)訳:林勝儀、 2000年12月20日、美樂出版社、ISBN 957-8442-50-5, p.415.
- ^ Johann Emanuel Schikaneder: Wolfgang Amadeus Mozart. Die Zauberflöte: Libretto. Contumax GmbH & Co. KG. 2016. ISBN 978-3-8430-4083-9, pp.54-56.
参考文献
[編集]- 海老澤敏『魔笛』、音楽之友社(モーツァルトII. 作曲家別名曲解説珍蔵版 14)、(中国語訳)訳:林勝儀、 2000年12月20日、美樂出版社、ISBN 957-8442-50-5.
- Johann Emanuel Schikaneder: Wolfgang Amadeus Mozart. Die Zauberflöte: Libretto. Contumax GmbH & Co. KG. 2016. ISBN 978-3-8430-4083-9.