妖怪探偵ちまちま
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ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 |
オリジナル版:SMC-777 移植:PC-6001、PC-8801、FM-7、MSX、iモード(505iシリーズ、909iシリーズ)、iOS(MSX版の移植)、Nintendo Switch(PC-8801版の移植) |
開発元 | アレックスブロス(大浦由貴、宗石浩一) |
発売元 | ボーステック |
人数 | 1人 |
発売日 |
PC-8801版:1984年 MSX版:1985年 |
『妖怪探偵ちまちま』(ようかいたんていちまちま)は、1984年にボーステックから発売されたSMC-777用コンピュータゲームである。
本稿では移植版についても解説する。
本作は、1984年にボーステックが開催した「ボーステック第1回プログラムコンテスト」で最優秀賞を受賞した作品を製品化したコンピュータゲームであり、目玉おやじのような風貌をした妖怪探偵ちまちまが妖怪一味から小百合ちゃんを取り戻す内容となっている[1][2]。
プレイヤーは、ちまちまを操作して各ステージにいる20体の妖怪をすべて倒せばクリアとなり次のステージへ移動できる[2]。 ステージはじぞう森の1丁目から9丁目までの全9面あり、日本編と西洋編に分かれている[2]。 スペースバーを押すとちまちまの武器である火の玉[注釈 1]が素早く発射され、妖怪の中央に当たると倒すことができるほか、もう一度スペースバーを押すと爆風を発生させて複数の妖怪をまとめて倒すことができる[1][2]。ただし、火の玉とちまちまの動きは連動している上、ちまちまが妖怪に触れたり爆風に巻き込まれるとミスとなる[1]。
移植
[編集]- PC-8801版
- 妖怪カーの仕様が「マップを一周して妖怪を一か所に集める」というものになっている[1]。
- 2015年8月4日から、プロジェクトEGGにて無料で配信された[1]。
- MSX版
- 妖怪カーの仕様が「規定数の妖怪を倒せなくても乗って移動するだけでクリアとみなされる」というものに変更されている[1]。
- iモード版
- ボーステックが運営するiモード向けアプリ配信サイト「iゲーム大好き!」にて2004年12月8日から配信されたバージョン。
- グラフィックがアレンジされたほか、操作性も改善された[3]。また、独自機能として、面クリア数によるランク付けが追加された[3]。
- iOS版
- MSX版をiOS向けに移植したもの。上下左右キーやスペースバーはタッチパネルの左右に表示されるが、オプションでキー配列を変更することも可能である[4]。
- 2009年5月1日にD4エンタープライズから有料で配信されていたが[4]、2016年3月11日をもって配信終了した。
- また、2014年8月13日には『CHIMA CHIMA MSX』という題名で無料配信されていたが[5]、2016年10月25日をもって配信終了した。
- Nintendo Switch版
- PC-8801版を移植したもの。2024年1月25日に『EGGコンソール 妖怪探偵ちまちま PC-8801』Nintendo Switch対応ダウンロード版がリリースされた[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f UHAUHA (2015年9月24日). “東京レトロゲームショウ2015:第20回 キミは,「妖怪探偵ちまちま」を知っているか?”. 4Gamer.net. 2017年10月14日閲覧。
- ^ a b c d e 株式会社インプレス (2021年5月7日). “日本妖怪編と西洋妖怪編どちらで楽しむ?ボーステックの『妖怪探偵ちまちま』”. AKIBA PC Hotline!. 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b “「ちまちま」と「EGGY」がVer.Upしてiモードに!!”. ITmedia. ITmedia (2004年12月8日). 2017年11月25日閲覧。
- ^ a b “[iPhone]アクションゲーム「妖怪探偵ちまちま」,5月1日に配信”. 4Gamer.net (2009年4月24日). 2017年11月11日閲覧。
- ^ “MSXのレトロゲー「ガーディック」「妖怪探偵ちまちま」が無料アプリに。「GUARDIC MSX」「CHIMA CHIMA MSX」がApp Storeで配信開始”. 4Gamer.net (2014年8月13日). 2017年11月11日閲覧。
- ^ “「EGGコンソール 妖怪探偵ちまちま PC-8801」,1月25日に配信。1984年にボーステックから発売されたアクションゲーム”. 4Gamer.net/ (2024年1月22日). 2024年1月25日閲覧。