女体
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『女体』(じょたい[1])は、1964年(昭和39年)9月19日公開の東宝の製作・配給による日本映画[2]。
田村泰次郎の小説『肉体の門』と『埴輪の女』の両作品のストーリーをベースに、恩地日出夫が脚色・監督した[3]。上映時間95分[2]、モノクロ[2]、東宝スコープ[4]。同時上映は『甘い汗』(監督:豊田四郎)。同年公開の鈴木清順による『肉体の門』(製作・配給:日活)との競作になった。
公開時のキャッチコピーは「私を満たして!飢えた現代に逆流する奔放な女の本能!」。
キャスト
[編集]以下の役名と出演者名は東宝WEBに従った[2]。
- 菅マヤ - 団令子
- 伊吹新太郎 - 南原宏治
- 浅田せん - 楠侑子
- 菊間町子 - 千之赫子
- 安井花江 - 岩崎豊子
- 乾美乃 - 坂本スミ子
- 洸二(マヤの夫) - 稲垣昭三
- 勝巳(マヤの子供) - 地神勉
- 千代(マヤの姑)- 村田嘉久子
- 高木宏(せんのつばめ) - 峰健二
- ミスター周 - 伴ヘンリー
- 国民服の男 - 小栗一也
- フロントの男 - 黒沢年雄
- クラブボーイ - 山田彰
- 外人客 - トム・モア
- 外国婦人 - ドウ・ピーリントン
スタッフ
[編集]- 企画:藤本真澄
- 製作:清水雅
- プロデューサー:市川久夫
- 脚色・監督:恩地日出夫[5]
- 原作:田村泰次郎「肉体の門」「埴輪の女」[3]
- 音楽:武満徹[2]
- 撮影:内海正治[2]
- 美術:育野重一[2]
- 録音:藤好昌生[2]
- 照明:高島利雄[2]
- 編集:黒岩義民[2]
- 製作補:森岩雄
- 製作担当者:江口英彦[2]
- チーフ助監督:西村潔[2]
- 監督助手:中野昭慶
- スチール:田中一清[2]
- 整音:下永尚[2]
- 音響制作:東宝サウンドスタジオ
- 現像:光映新社
- 映像制作:東宝撮影所
- 配給:東宝[2]
出典・参考文献
[編集]- 中野昭慶、染谷勝樹『特技監督 中野昭慶』ワイズ出版、2007年。ISBN 978-4898302149。
脚注
[編集]- ^ 「にょたい」とされる例(文化庁 日本映画情報システム)もあるが、東宝のサイト アーカイブ 2014年4月23日 - ウェイバックマシン では「じょたい」と表記されている。1969年公開の大映製作の『女体』(増村保造監督作品)も読みは「じょたい」である。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “女体”. 東宝WEB SITE. 2016年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月18日閲覧。
- ^ a b “女体(1964)”. allcinema. 2024年9月18日閲覧。
- ^ “女体”. 日本映画データベース. 2024年9月18日閲覧。
- ^ “女体(1964)”. kinenote. 2024年9月18日閲覧。