奥野良臣
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奥野 良臣(おくの よしおみ、1915年3月15日 - 2011年8月1日)は、日本のウイルス学者。大阪大学名誉教授。専門は病原微生物学。 旧姓は牧浦[1]。
人物
[編集]1915年(大正4年)3月15日生まれ、大阪府出身。大阪帝国大学(現・大阪大学)医学部卒業[2]。
1956年(昭和31年)、大阪大学教授となり、1968年(昭和43年)、大阪大学微生物病研究所所長。 1954年(昭和29年)、麻疹ウイルスを分離、1960年(昭和35年)、麻疹生ワクチンを開発する。 いずれもノーベル賞を受賞したエンダースと同年度に独立して成功する。 日本ウイルス学会会長などを務める。
2011年(平成23年)8月1日、肺炎のため96歳で死去[3]。
栄典・受賞
[編集]関連書籍
[編集]- 『麻疹・風疹 (1969年)(微生物学シリーズ 東昇、天野恒久監修)』(1969年、朝倉書店)
脚注
[編集]- ^ 奥野良臣(おくの よしおみ)とは - コトバンク
- ^ 奥野良臣『出身県別 現代人物事典 西日本版』p846 サン・データ・システム 1980年
- ^ 奥野良臣・大阪大名誉教授が死去 - 日本経済新聞
- ^ 「秋の叙位叙勲4538人、晴れの受章 隠れた功労者、史上2位の1741人」『読売新聞』1988年11月3日朝刊
- ^ 受賞者詳細情報 -大阪文化賞・大阪芸術賞-