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奥の細道 (姫神のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『奥の細道』
姫神せんせいしょんスタジオ・アルバム
リリース
録音 1981年
ジャンル テクノ
ニューウェイヴ
フュージョン
時間
レーベル キャニオン・レコード
LPCD、現・ポニーキャニオン
ポニー
CT、現・ポニーキャニオン)
プロデュース 星吉昭
姫神せんせいしょん アルバム 年表
奥の細道
1981年
遠野
1982年
テンプレートを表示

奥の細道(おくのほそみち)は、姫神(当時・姫神せんせいしょん)が1981年8月7日にキャニオン・レコード(LP)、およびポニー(音楽カセット)(前者・後者共に現在のポニーキャニオン)から発売されたフルアルバム、および同アルバムの収録曲。また、本項では便宜上、1981年2月2日にキャニオン・レコードから発売された同タイトルのシングルについても記述する。

概要

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制作まで

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リーダーの星吉昭は、東京での音楽活動の後、岩手に拠点を移し、放送局などでの音楽制作を行っていた。1980年の秋頃から岩手放送のラジオ番組の合間に「奥の細道」が流され始めた。詳しい紹介もなく「姫神せんせいしょんで、奥の細道」というナレーションの後に曲が流されるだけだったが、徐々に反響を呼び、1981年2月にシングルレコードとしてリリースされる(B面は「耶馬台国の夜明け)。その後、岩手県内の駅の構内で使用されたり、岩手放送のチャート番組でも10位以内に入ったりという反響があった。

そうした反響を経て制作されたのが本作である。

シングルバージョン

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「奥の細道」
姫神せんせいしょんシングル
初出アルバム『姫神ゴールデン☆ベスト
A面 奥の細道
B面 邪馬台国の夜明け
リリース
録音 1980年
ジャンル テクノ
ニューウェイヴ
フュージョン
時間
レーベル キャニオン・レコード
(現・ポニーキャニオン
作詞・作曲 星吉昭(作曲)
プロデュース 星吉昭
姫神せんせいしょん シングル 年表
-奥の細道
(1981年)
海道を行く~ぐるっと海道3万キロのテーマ
1985年
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前述のように「奥の細道」と「耶馬台国の夜明け」には、本作に収録されているのとは別に、シングルバージョンが存在する。本作が岩手県で録音されたのに対して、シングルバージョンは東京のスタジオで録音されている。本作のバージョンがゆったりしたテンポなのとは対照的に、シングルバージョンはややテンポが速く演奏されている。後にスタッフが、「リーダーの星吉昭は環境に影響を受けることがあり、それが両バージョンの違いに反映されている」と語っている。

尤も、「奥の細道」のシングルバージョンはリリースから長らくCD音源化されなかったが、2011年5月18日にポニーキャニオンから発売された『姫神ゴールデン☆ベスト』の1曲目に収録され、アナログ・シングルの発売から30年3か月の歳月を経てようやくCD音源化された。一方、「邪馬台国の夜明け」のシングルバージョンは2022年11月現在の時点においてもCD音源化されていない。

ラジオ・テレビ番組での採用例

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1981年10月より1年間、深夜放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」番組内のCMフィラー枠において、同アルバムから6曲(「リ・ア・ス」「Gun-do」「岩清水」「蛍」「耶馬台国の夜明け」「奥の細道」)が使用された。

1982年3月からテレビ大阪制作、テレビ東京系列で放送された『パソコンサンデー』では「Gun-do」が1988年3月放送分までオープニングテーマ曲として使用された。

1985年よりTBSテレビそこが知りたい」の人気シリーズ企画で、路線バス旅行番組の先駆となった「日本全国各駅停車路線バスの旅」のBGMとして、同アルバムから「蛍」が、アルバム「姫神伝説」の曲「うたげ」「鳥のごとく」とともに使用された。人気番組だったこともあり視聴者からの問い合わせも多く、同年に両アルバムともCD化された。

収録曲(アルバム)

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作曲はSIDE A - #3とSIDE B - #2を除き全て星吉昭[1]。編曲は全て姫神せんせいしょん。

SIDE A
  1. ありそ(荒磯)
  2. 奥の細道
  3. リ・ア・ス
  4. 紫野
  5. 耶馬台国の夜明け
SIDE B
  1. Gun-Do
  2. 岩清水
  3. 行秋
  4. やませ

収録曲(シングル)

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作曲は両曲共に星吉昭。編曲は両曲共に姫神せんせいしょん。

SIDE A

奥の細道

SIDE B

邪馬台国の夜明け

関連項目

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  1. ^ SIDE A - #3とSIDE B - #2の作曲は共に佐藤将展