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奇異性塞栓症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

奇異性塞栓症(きいせいそくせんしょう、英:paradoxical embolism)とは右-左短絡が存在する心奇形を有する動物において、静脈に出現した塞栓が開存孔を介して左心に移行し、動脈末梢において塞栓症を引き起こすもの。獣医学領域では犬糸状虫による奇異性塞栓症が有名。
ヒトでは、卵円孔開存ファロー四徴症により、小児や若年者でも脳梗塞を引き起こすことがある。(心房細動による脳塞栓症は、動脈系で形成された血栓であり、静脈ではない)

関連項目

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参考文献

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  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論 第2版』 文永堂出版 2001年 ISBN 4830031832