太田ダム
表示
(太田池から転送)
太田ダム (太田第一/第二/第三/第四/第五ダム) | |
---|---|
左岸所在地 | 兵庫県神崎郡神河町南小田 |
位置 |
(太田第一ダム) 北緯35度07分27秒 東経134度41分54秒 / 北緯35.12417度 東経134.69833度 (太田第二ダム) 北緯35度07分23秒 東経134度42分06秒 / 北緯35.12306度 東経134.70167度 (太田第三ダム) 北緯35度07分46秒 東経134度42分17秒 / 北緯35.12944度 東経134.70472度 (太田第四ダム) 北緯35度07分53秒 東経134度42分09秒 / 北緯35.13139度 東経134.70250度 (太田第五ダム) 北緯35度07分28秒 東経134度41分48秒 / 北緯35.12444度 東経134.69667度 |
河川 | 市川水系太田川 |
ダム湖 | 太田池 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 中央土質遮水壁型ロックフィルダム |
堤高 | 55.5 / 44.5 / 23.5 / 29.3 / 26.5 m |
堤頂長 | 175.3 / 397.1 / 208 / 406 / 101.5 m |
堤体積 | 645,000 / 987,000 / 159,000 / 517,000 / 113,000 m3 |
流域面積 | 1.64 km2 |
湛水面積 | 64 ha |
総貯水容量 | 10,150,000 m3 |
有効貯水容量 | 8,660,000 m3 |
利用目的 | 発電 |
事業主体 | 関西電力 |
電気事業者 | 関西電力 |
発電所名 (認可出力) | 大河内発電所 (1,280,000kW) |
施工業者 | 青木建設・清水建設・熊谷組・五洋建設・森本組 |
着手年 / 竣工年 | 1980年 / 1995年 |
出典 | [1] |
太田ダム(おおたダム)は、兵庫県神崎郡神河町、市川水系太田川に建設されたダム。関西電力の発電用ダムで、太田第一ダム・太田第二ダム・太田第三ダム・太田第四ダム・太田第五ダム(いずれもロックフィルダム)の総称である。ダム湖(人造湖)の名は太田池(おおたいけ)という。
概要
[編集]太田池は、明治時代、南小田発電所(みなみおだはつでんしょ。南小田第一発電所、南小田第二発電所の総称)の貯水池として建設された[2]。関西電力は、この周囲に5基のダムを建設することで拡張し、同社の揚水式水力発電所・大河内発電所(おおかわちはつでんしょ)の上池として利用している。
南小田第一発電所
[編集]姫路水力電気(1926年3月に中国水力電気と合併して中国合同電気[3](現在の関西電力・中国電力))により建設された水路式発電所で[4]、最大出力1450キロワット。1909年(明治42年)12月運用開始[5][6]。
南小田第二発電所
[編集]姫路水力電気により建設された水路式発電所で、最大出力720キロワット。1919年(大正8年)5月運用開始[5][6]。
大河内発電所
[編集]関西電力により建設された揚水式水力発電所で、下池・長谷ダム(はせダム)との間で水を往来させ、最大128万キロワットの電力を発生する。1992年(平成4年)運用開始。
-
太田第一ダム
-
太田第二ダム
-
太田第五ダム
-
再開発前の太田池[7]
-
大河内発電所
-
下池・長谷ダム
-
PR施設のエルビレッジおおかわち
脚注
[編集]- ^ ダム湖名・総貯水容量・流域面積・電気事業者・発電所名については「太田ダム周辺案内図」(現地案内板)、その他については「ダム便覧 [1] [2] [3] [4] [5]」による(2011年12月30日閲覧)。
- ^ “ぷらっと快適ドライブ「高原ライン」”. 神河町. 2011年12月2日閲覧。
- ^ “全土を包む送電網中国電気界の趨勢”. 神戸新聞. (1927年8月31日) 2012年1月18日閲覧。(神戸大学 電子図書館システム)
- ^ “姫電市営か”. 神戸新聞. (1919年2月1日) 2012年1月18日閲覧。(神戸大学 電子図書館システム)
- ^ a b “発電機出力および発電電力量にかかるデータ(120発電所)”. 関西電力. 2012年1月5日閲覧。
- ^ a b “15.1 発電所・発電量(兵庫県統計書 平成21年(2009年))”. 兵庫県. 2012年1月5日閲覧。
- ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年度撮影)