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太田屋 佐吉(おおたや さきち、生没年不詳)とは江戸時代の江戸の地本問屋。
錦林堂と号す。文化年間から幕末にかけて江戸の神田鍛治町2丁目勘兵衛店において地本問屋を営業している。菊川英山、渓斎英泉、歌川国貞の錦絵を出版している。
- 菊川英山 「風流酒盃五節句」 大判 錦絵揃物 文化
- 渓斎英泉 「浮世四十八癖」 大判 錦絵揃物 文政
- 渓斎英泉 「辰巳風俗」 大判 錦絵 文政
- 歌川国貞 「(初世)沢村訥升の名古屋山左と(四世)坂東三津五郎の不破伴左衛門」 大判2枚続 錦絵 天保6年(1835年)3月中村座『花舞台丹前侠客』に取材