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太古

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
太古
Nomo Shosen Taiko IV
3代目 太古
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 野母商船
運用者 野母商船
建造所 臼杵造船所
建造費 22億円
信号符字 JD3671
IMO番号 9697284
MMSI番号 431005438
経歴
進水 2014年1月24日
竣工 2014年6月10日
就航 2014年7月7日
要目
総トン数 1,598トン
全長 94.00m
全幅 14.40m
深さ 9.5m
満載喫水 3.9m
機関方式 ディーゼル
主機関 ダイハツ 6DCM-32e
推進器 可変ピッチプロペラ
出力 2,942kW×2
航海速力 19ノット
旅客定員 350名
車両搭載数 大型トラック13台または普通乗用車55台
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太古(たいこ)は、野母商船が運航するフェリー博多港五島列島の各島を結ぶ航路に就航している。

概要

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1992年に就航した太古 (3代)の代船として建造された。国土交通省長崎県、関係市町が推進する離島航路対策の一環として行われている基幹航路運賃低廉化対策事業から建造費22億円の全額補助を受けて建造され、就航後は運賃が約2割引き下げられた。

車両甲板は1層で、ランプは船尾のみ設置されている。船型の大型化により車両積載数が11台増加した。先代と同様にハイブリッド双船尾船型を採用しているが、改良により航海速力が更に向上し、所要時間が約1時間短縮された。船室は2層で個室が増やされ、バリアフリー対応となった。推進性、操縦性、耐航性の向上と船内設備の充実、快適性への配慮が評価され、シップ・オブ・ザ・イヤー2014小型客船部門賞を受賞した[1]

2014年6月10日に竣工、6月22日から7月3日にかけて、宇久港、小値賀港、青方港、奈留港、福江港、長崎港の各港で内覧会が開催された。7月7日の博多発下り便より運航を開始した。同時に下り便のみ寄港していた若松港へ寄港しないダイヤとなった。

船内設備

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2F(指定席)

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  • スイート(1室)
  • ツイン(16室)
  • ファミリー(2室)
  • グリーン寝台
  • グリーン和室
  • 展望ラウンジ - 下り便の利用時間は21時45分~23時30分まで。荒天時は閉鎖となる場合がある。
  • プロムナード

1F(パブリックスペース)

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  • スタンダード
  • 女性専用スタンダード
  • シャワールーム(男性・女性)
  • キッズルーム - 下り便の利用時間は21時45分~23時30分まで。荒天時は閉鎖となる場合がある。
  • リラックスルーム
  • 後方ラウンジ
  • 売店
  • 案内所

脚注

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  1. ^ シップ・オブ・ザ・イヤー 2014 大型貨物船「さやえんどうLNG船」に決定”. 日本船舶海洋工学会. 2015年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月6日閲覧。

外部リンク

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