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天青石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天青石
天青石の晶洞の断片
天青石の晶洞の断片
分類 硫酸塩鉱物
化学式 SrSO4
結晶系 直方晶系(斜方晶系)
へき開 一方向に完全
モース硬度 3 - 3.5
光沢 ガラス光沢
無色、淡青色
条痕 白色
比重 3.9 - 4
文献 [1]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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天青石(てんせいせき、celestine)は硫酸ストロンチウム(SrSO4)を主成分とする鉱物である。セレスタインとも呼ばれるが、これは「空色」という意味である(日本名も同様)。重晶石グループの鉱物。マダガスカル産の本鉱には、ジオード中に美しい群晶を作るものが知られている[2]

斜方晶系硬度は3-3.5、比重は平均で3.95[1]。綺麗な青灰色であることが多く、ガラスまたは真珠光沢を持つ。

炎色反応では、ストロンチウム特有の赤い色が出る[2]。工業的にも、ストロンチウム化合物の原料としてよく使用されている[3]

天青石の結晶。マダガスカル産
チュニジア、Hammam-Zriba 鉱山の結晶

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b Celestine Mineral Data Celestine Mineral Data”. webmineral.com. 2020年12月14日閲覧。
  2. ^ a b 堀秀道『楽しい鉱物図鑑』(新装)草思社、1992年。ISBN 978-4-7942-0483-7 
  3. ^ 鉱物資源マテリアルフロー 2018 28.ストロンチウム (Sr)”. JOGMEC. p. 3. 2020年12月14日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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