コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

天網

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天安門広場の監視カメラ(2009年)

天網(てんもう、中国語: 天网工程拼音: tiān wǎng)とは、中華人民共和国本土(大陸地区)において実施されているAIを用いた監視カメラを中心とするコンピュータネットワークである[1][2][3]

名称

[編集]

老子魏書の「天網恢恢疎にして漏らさず」に由来するとされるが、英訳するとAIの危険性を訴えたジェームズ・キャメロンSF映画ターミネーター』に登場するコンピュータスカイネット」と同名であることから英語圏や日本の一部メディアで「スカイネット英語: Sky Net)」と呼ばれている[4][5][6][7][8][9]

概要

[編集]

2010年代から天網工程は中国各地で試験的に始まり[10]、目標として2020年までの中国全土の導入を掲げた[1]2015年になると「雪亮工程」(鋭眼、シャープアイズ)の対象である農村部を除く首都北京市内の100%をカバーしたと発表し[11]2018年は16の直轄市自治区で運用され[12]2019年には世界120都市のうち1000人当たりで監視カメラが最も多い上位10都市はイギリスロンドンアメリカ合衆国アトランタを除く8つの都市(上位5都市は独占)を中国が占めており[13][14][15]、2019年時点で中国は約2億台を超える世界最大の監視カメラネットワークを擁し[16]、1人当たりでは米国(5000万台)に僅差で次ぐものの小売業など民間が主に設置している英米と対照的に政府主導が特徴であり[17][18]、監視カメラ業界では官公需で急成長したハイクビジョンダーファ・テクノロジーなど中国企業がシェア世界一となり[19][20]、同じ中国企業のファーウェイHiSilicon)製半導体(SoC)は世界の半数を超える監視カメラに内蔵された[21][22]

2017年貴陽市BBCの記者がシステムを試した際は7分で身元を特定されて拘束されている[23][24]。速度は1秒で中国国民、2秒で全世界の人々を照合可能な毎秒30億回とされ[12]、これと組み合わせるために中国公安部音声指紋虹彩DNAなど他の生体認証のデーターベースも構築しているとされる[25][26][27]。2017年に中国公安部は警察向けの眼鏡型やヘルメット型のヘッドマウントディスプレイの開発を決定しており[28]、翌2018年には天網と思われるAIネットワークと連動してインターネットの閲覧履歴にもアクセスできるとされるサングラススマートグラスを装着した警察官が春節鄭州駅にて100ミリ秒(0.1秒)で7人の容疑者を特定し[29][30][31][32]ナンバープレートの照合も可能であることから北京の検問所でも投入され[33]、2018年時点で2000人超の犯罪者の逮捕を天網で成功したとされる[12]。スマートヘルメットも導入されており[34][35]中国本土におけるコロナウイルス感染症の流行の際は市民の体温監視にも警察で使用された[36]

天網の開発には中国人民解放軍MOOTW行動研究センターも携わり、TOP500で世界最速だった国防科学技術大学天河二号のようなスーパーコンピューターの処理能力を利用しているとされ[37]、天河二号とクラウドで連携してテーザー銃などで武装した警察のロボット顔認証を行いながら群衆を監視している[38][39][40][41][42]。中国ではディープラーニングが国民に対する当局の監視強化を目的に急速に普及しており[43][44][45]、中国は世界のディープラーニング用サーバーの4分の3を占めているとされる[46]。米国政府によれば2013年からディープラーニングに関する論文数では中国が米国を超えて世界一となっている[47]。「ディープラーニングの父」の一人と呼ばれているヨシュア・ベンジオは中国が市民の監視や政治目的でAIを利用していることに警鐘を鳴らした[48][49]。また、FRVT英語版[50]ImageNet[51]などAIの国際大会で上位を独占する水準のAIデータ処理技術を持つ中国企業が天網を支えているとされている[52][53][54][55]。また、マイクロソフトのようなアメリカ合衆国のハイテク企業は中国の軍部とAIを用いた監視技術を共同開発しており[56]国防高等研究計画局(DARPA)から資金の支援を打ち切られたアメリカの大学・企業の高性能なカメラ技術も使用されている[57]。このAIによる監視技術は中東アジアアフリカなど各国に輸出されており[58][59][60][61][62]国際連合専門機関である国際電気通信連合(ITU)を通じて中国が顔認証や自動車の識別などのAI監視技術の国際標準化も主導してることから同様のAI監視システムが世界に拡散することが人権団体などから懸念されている[63][64]

中国では2010年から治安維持費が国防費を上回る規模で投じられており[65][66]習近平総書記国家主席は就任後から黒科技と呼ばれるハイテクを駆使して国内のより高度な管理社会監視社会化を推し進め[67][68]、治安対策へのAIの国家規模の本格的利用も世界で初めて表明し[69]、AIにネット検閲を行わせ[70][71]、さらに官僚刑務所の囚人から横断歩道の歩行者までも監視させ[72][73][74][75][76][77]、企業や軍で働く人間の脳波と感情をヘルメットや帽子に埋め込んだセンサーからAIで監視するシステムも政府は支援し[78][79][80]、中国国外のメディアは「頂層設計」と中国共産党で呼ばれているこの習政権の政策を「デジタル独裁」[81][82][83]「デジタル警察国家」[84]「デジタル権威主義」[85]「デジタル全体主義」[86]「デジタル・レーニン主義」[87][88][89][90]「デジタル圧政」[91]「AI独裁」[92]と評し、中国国内では国営放送であるCCTVで天網は習近平総書記兼国家主席の功績の1つとして称賛され[93]、2019年の中国共産党中央委員会第4回全体会議(四中全会)でも「AIやビッグデータなどで国家統治のシステムと能力を現代化する」としてAIによる監視社会・管理社会を強化することを決定した[67][94][95]

問題

[編集]

中国の反体制派弾圧に利用されていると伝える欧米など西側のメディアに対し[96][97][98][99]、中国の国営紙である環球時報は天網は専ら犯罪者に対して利用されていると反論しており[100]、行方不明者の特定にも役立っているとされる[101]

中国の新疆ウイグル自治区では監視カメラや携帯電話などから収集した個人情報を人工知能と機械学習アルゴリズム解析する「一体化統合作戦プラットフォーム」によってプレディクティブ・ポリシング英語版人種プロファイリングで選別された少数民族ウイグル族を法的手続きを経ずに2017年6月19日から25日にかけてだけでも約1万5千人をテロ犯罪を犯す可能性があるとして新疆ウイグル再教育キャンプ予防拘禁している政府の内部文書とされるチャイナ・ケーブル英語版が報じられており[102][103]、国家規模で特定の民族を自動識別する人種差別やコンピュータの判断に基づいて人間を強制収容所に送る人権侵害は前例がないとして国際問題になっている[104][105][106]2019年10月にアメリカ合衆国商務省産業安全保障局は新疆ウイグル自治区の人権侵害への関与を理由にハイクビジョンや香港のAI企業センスタイムなど中国の28法人への米国製品の輸出をエンティティ・リストによって禁止した[107]

中国国内のメディアなどから問題点も指摘されており、化粧アクセサリーを使った顔認識のディープラーニングを欺く手口が挙げられている[108]中華人民共和国香港特別行政区では、中国本土と同様の監視社会化を恐れ[109]2019年逃亡犯条例改正案に抗議するデモ参加者が当局による顔認証をマスクレーザーポインターなどで回避して監視カメラ搭載のスマート街灯を「天網」として破壊する姿が世界で報じられた[110][111][112][113][114][115]。これに対し、香港政府も2019年10月に1967年香港暴動以来52年ぶりとなる戒厳令に近い権限を林鄭月娥香港特別行政区行政長官に与える「緊急状況規則条例」を発動してデモ隊の覆面禁止で応じた[116][117]。なお、同じ一国二制度中華人民共和国マカオ特別行政区では、2016年から顔認識機能も搭載する電子監視システム「天眼」(スカイアイ)の導入が推し進められている[118][119][120]。中国企業はマスクなどで顔認識を回避しても歩容解析するAIシステムなどの開発でこうした動きに対抗している [121][122]。また、DNAフェノタイピング英語版で遺伝子情報によって生成した顔画像に基づく特定も積極的に行われている[123][124]

出典

[編集]
  1. ^ a b 監視社会か防犯か、人工知能でつながる1.7憶台の監視カメラ”. ASCII (2019年4月22日). 2019年11月18日閲覧。
  2. ^ Facial recognition, AI and big data poised to boost Chinese public safety”. 人民網 (2017年12月23日). 2017年10月17日閲覧。
  3. ^ 「天網」が覆う中国の超監視社会”. 日本経済新聞 (2018年6月1日). 2018年6月1日閲覧。
  4. ^ 政府主導で成長、社会「監視」ビジネス”. フォーブス (2017年12月23日). 2017年7月26日閲覧。
  5. ^ 中国14億人「完全管理」ディストピア実現へ 街なかAI監視カメラ+顔認証+ネット履歴+犯罪歴…”. 産経ニュース (2017年12月23日). 2017年12月4日閲覧。
  6. ^ Big brother is watching you! China installs 'the world's most advanced video surveillance system' with over 20 million AI-equipped street cameras”. デイリー・メール (2017年12月23日). 2017年9月30日閲覧。
  7. ^ RPT-China eyes "black tech" to boost security as parliament meets”. ロイター (2018年3月15日). 2018年3月12日閲覧。
  8. ^ How artificial intelligence will change the face of security in China”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト (2018年3月12日). 2018年3月15日閲覧。
  9. ^ 平和博『悪のAI論 あなたはここまで支配されている』序章 朝日新書、2019年
  10. ^ 中国の監視カメラネットワーク「天網」--逃亡者を「見逃す」ことも?”. ZDNet (2017年12月23日). 2016年1月12日閲覧。
  11. ^ 中国:北京の監視カメラ網が完成、市街地100%カバー”. newsclip (2017年12月23日). 2015年10月8日閲覧。
  12. ^ a b c AI監視システム「天網」、16省市で運用=毎秒30億回の照合可能、精度99.8%―中国”. Record China (2018年3月26日). 2018年3月26日閲覧。
  13. ^ 監視カメラ、中国に密集 重慶は千人あたり168台”. 日本経済新聞 (2019年11月22日). 2019年12月10日閲覧。
  14. ^ Navlakha, Meera (2019年8月21日). “Eight Of The Ten Most-Surveilled Cities In The World Are In China” (英語). Vice. 2019年10月8日閲覧。
  15. ^ Chinese city with world’s heaviest surveillance has 2.5 million cameras” (英語). South China Morning Post (2019年8月19日). 2019年10月8日閲覧。
  16. ^ China the most surveilled nation? The US has the largest number of CCTV cameras per capita”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト (2019年12月9日). 2019年12月10日閲覧。
  17. ^ The US, like China, has about one surveillance camera for every four people, says report”. The Verge (2019年12月10日). 2019年12月9日閲覧。
  18. ^ 監視カメラ最多の英国、民間設置システムに懸念も”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2019年12月4日). 2019年12月9日閲覧。
  19. ^ 監視カメラ世界トップの海康 急成長”. 日本経済新聞 (2017年12月26日). 2017年11月29日閲覧。
  20. ^ 中国製の監視カメラ、米国の至る所に「目」”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2017年12月26日). 2017年11月29日閲覧。
  21. ^ 華為製品、米国から締め出しでも全米の無数の監視カメラにチップ内蔵”. ブルームバーグ (2019年1月29日). 2019年2月11日閲覧。
  22. ^ Huawei Hisilicon Quietly Powering Tens of Millions of Western IoT Devices”. IPVM (2018年12月12日). 2019年12月10日閲覧。
  23. ^ In Your Face: China’s all-seeing state”. BBC (2017年12月23日). 2017年12月10日閲覧。
  24. ^ 中国AI監視システム、わずか7分間でターゲットを「確保」”. 大紀元 (2017年12月23日). 2017年12月10日閲覧。
  25. ^ “市民のDNA採取を進める中国、その真の構想とは”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2017年12月28日). http://jp.wsj.com/articles/SB12575784894043093953704583601141252296164 2018年2月18日閲覧。 
  26. ^ 中国:少数民族からDNAサンプルを数百万人規模で採取”. ヒューマン・ライツ・ウォッチ (2017年12月13日). 2018年2月18日閲覧。
  27. ^ 中国:音声認証データの収集 プライバシーへの脅威”. ヒューマン・ライツ・ウォッチ (2017年10月23日). 2018年2月18日閲覧。
  28. ^ Police in China are wearing facial-recognition glasses”. ABCニュース (2018年2月8日). 2019年11月3日閲覧。
  29. ^ 中国の警察は顔認識機能を搭載したサングラス型デバイスを導入して監視体制を強化している”. GIGAZINE (2018年2月9日). 2019年1月11日閲覧。
  30. ^ AIと顔認証で不審者監視=少数民族の人権侵害懸念も-中国”. AFPBB (2018年2月10日). 2018年2月11日閲覧。
  31. ^ 中国警察がロボコップ化! 「顔認証グラス」は犯罪者も誤魔化せない”. ニューズウィーク (2018年2月8日). 2018年3月16日閲覧。
  32. ^ 顔認証メガネで旅行者をスキャン —— 中国、すでに7人を駅で逮捕”. ビジネスインサイダー (2018年2月9日). 2018年2月11日閲覧。
  33. ^ 北京でも開始、警察が顔認証メガネで車の乗員とナンバープレートをスキャン”. ビジネスインサイダー (2018年3月14日). 2019年11月11日閲覧。
  34. ^ 【嘉定公安的十二时辰】护航进博,他们与忙碌的时空共舞”. 人民網 (2019年11月4日). 2019年11月11日閲覧。
  35. ^ AR智能警用頭盔重新定義智慧安防”. 每日頭條 (2019年6月19日). 2019年11月11日閲覧。
  36. ^ Coronavirus: Chinese police wear smart helmets to check body temperature in crowds”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト (2020年3月11日). 2020年4月5日閲覧。
  37. ^ 天網中樞天河二號無虞信號外洩”. 中時電子報 (2017年9月29日). 2018年9月30日閲覧。
  38. ^ 国防科大推出我国首款智能安保机器人 与“天河”联机”. 青年军事 (2016年4月22日). 2019年1月6日閲覧。
  39. ^ China’s policing robot: Cattle prod meets supercomputer” (英語). Computerworld (2016年10月31日). 2019年1月6日閲覧。
  40. ^ フシンシャハッケン…中国空港に「ロボコップ」が誕生しました”. ギズモード (2016年9月30日). 2018年3月2日閲覧。
  41. ^ 中国初の警備ロボット、深圳の空港をパトロール”. 人民網 (2016年9月23日). 2019年1月11日閲覧。
  42. ^ 未来の街はロボットが運営? ドバイや中国では現実に”. BBC (2018年6月15日). 2019年4月25日閲覧。
  43. ^ “顔認証で市民監視、中国の新たなAIツール”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2017年6月30日). http://jp.wsj.com/articles/SB11588421679375374726504583234572468806316 2018年2月7日閲覧。 
  44. ^ “アングル:中国の顔認証技術に活況投資、監視用の需要も後押し”. ロイター. (2017年11月18日). https://jp.reuters.com/article/china-facial-recognition-firms-idJPKBN1DF0PT 2019年4月16日閲覧。 
  45. ^ “中国の「超AI監視社会」--新疆ウイグル自治区では“体内”まで監視!”. 週刊プレイボーイ. (2018年2月3日). https://wpb.shueisha.co.jp/news/technology/2018/02/03/99109/ 2019年4月16日閲覧。 
  46. ^ “中国、新疆ウイグル自治区で顔認識システム運用をテスト。指定地域から300m以上離れると当局に警告”. Engadget. (2018年1月20日). オリジナルの2020年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200313223143/http://japanese.engadget.com/2018/01/19/300m/ 2018年2月7日閲覧。 
  47. ^ “中国が「AI超大国」になる動きは、もはや誰にも止められない”. WIRED. (2017年8月16日). https://wired.jp/2017/08/16/america-china-ai-ascension/ 2018年2月11日閲覧。 
  48. ^ “「深層学習の父」、中国のAI利用に警鐘”. Sankei Biz. (2019年4月1日). https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190401/mcb1904010710001-n1.htm 2019年4月5日閲覧。 
  49. ^ “Deep Learning ‘Godfather’ Bengio Worries About China's Use of AI”. ブルームバーグ. (2019年2月2日). https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-02-02/deep-learning-godfather-bengio-worries-about-china-s-use-of-ai 2019年4月5日閲覧。 
  50. ^ “世界顔認証ベンチマークテストの結果が発表 中国がトップ5独占”. 中国網. (2018年11月24日). http://japanese.china.org.cn/culture/2018-11/24/content_74198278_0.htm 2018年12月3日閲覧。 
  51. ^ “AIの世界王者決定戦「ImageNet」で中国チームが上位を独占”. フォーブス. (2017年8月8日). https://forbesjapan.com/articles/detail/17213 2018年2月11日閲覧。 
  52. ^ MITが注目する中国「メグビー」の顔認証技術。双子も見破り中国公安当局も活用”. ハーバービジネスオンライン (2017年4月21日). 2018年2月17日閲覧。
  53. ^ 中国のAI分野スタートアップ企業の資金調達額が世界一に”. 中国網 (2019年2月26日). 2018年2月24日閲覧。
  54. ^ “中国IT大手の副業:政府に手を貸す情報スパイ”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2017年12月14日). http://jp.wsj.com/articles/SB12451388080357464819004583548930479434870 2018年2月11日閲覧。 
  55. ^ China pours millions into facial recognition start-up Face++”. ファイナンシャル・タイムズ (2017年12月26日). 2017年11月1日閲覧。
  56. ^ [FTマイクロソフト、AI研究で中国軍部と協力]”. 日本経済新聞 (2019年4月16日). 2019年4月11日閲覧。
  57. ^ 米大学が開発の監視カメラ、中国の警察が使う訳”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2018年6月12日). 2019年2月17日閲覧。
  58. ^ 中国が世界54カ国にAI監視技術を輸出”. ニューズウィーク (2019年4月24日). 2019年4月26日閲覧。
  59. ^ China Is Taking Its AI Around The World. This Should Scare The US”. Medium (2018年8月14日). 2018年9月4日閲覧。
  60. ^ 中国で実用化進む「顔認識AI」が世界に拡散 大幅な効率化も”. フォーブス (2017年12月2日). 2018年5月5日閲覧。
  61. ^ China exports its high-tech authoritarianism to Venezuela. It must be stopped.”. ワシントン・ポスト (2018年12月5日). 2018年12月13日閲覧。
  62. ^ How China’s AI Technology Exports Are Seeding Surveillance Societies Globally”. THhe Diplomat (2018年10月18日). 2018年10月19日閲覧。
  63. ^ Chinese tech groups shaping UN facial recognition standards”. ファイナンシャル・タイムズ (2019年12月2日). 2019年12月5日閲覧。
  64. ^ 中国が「AIの標準化」に拍車 国際標準の提案も”. フォーブス (2019年12月5日). 2019年12月10日閲覧。
  65. ^ "China's Domestic Security Spending: An Analysis of Available Data".2018, Jamestown Publication: China Brief Volume: 18 Issue: 4
  66. ^ 中国の国防費超える治安維持費、その意味とは”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2018年3月7日). 2019年11月5日閲覧。
  67. ^ a b 以安全的名義--習近平治國“黑科技”有多少?”. ボイス・オブ・アメリカ (2019年11月11日). 2019年11月11日閲覧。
  68. ^ 焦点:中国、ブラックテクノロジー駆使して監視国家構築へ”. ロイター (2018年3月15日). 2019年11月11日閲覧。
  69. ^ 中国がAI活用のテロ対策 6兆8000億円投入の狙い”. NEWSポストセブン (2018年2月18日). 2017年10月8日閲覧。
  70. ^ [FTAIが増加中、中国のネット検閲作業で]”. 日本経済新聞 (2019年4月12日). 2018年5月23日閲覧。
  71. ^ アングル:天安門事件30年で中国厳戒、「AI検閲」フル稼働”. ロイター (2019年5月30日). 2019年10月8日閲覧。
  72. ^ “Is China’s corruption-busting AI system ‘Zero Trust’ being turned off for being too efficient?”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト. (2019年2月4日). https://www.scmp.com/news/china/science/article/2184857/chinas-corruption-busting-ai-system-zero-trust-being-turned-being 2019年11月12日閲覧。 
  73. ^ “「官僚の腐敗を検出するAIシステム」を中国で導入した結果とは?”. GIGAZINE. (2019年2月4日). https://gigazine.net/news/20190204-china-corruption-busting-ai-system/ 2019年11月12日閲覧。 
  74. ^ No escape? Chinese VIP jail puts AI monitors in every cell ‘to make prison breaks impossible’”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト (2019年4月1日). 2019年4月11日閲覧。
  75. ^ “中国の社会スコアAIがバス広告の女性を「信号無視」判定”. ギズモード. (2018年11月30日). https://www.gizmodo.jp/2018/11/facial-recognition-flags-woman-on-bus-ad.html 2019年11月12日閲覧。 
  76. ^ “Jaywalkers under surveillance in Shenzhen soon to be punished via text messages”. サウスチャイナ・モーニング・ポスト. (2018年3月27日). https://www.scmp.com/tech/china-tech/article/2138960/jaywalkers-under-surveillance-shenzhen-soon-be-punished-text 2019年11月12日閲覧。 
  77. ^ “歩行者の信号無視を顔認証で検知、信用記録に反映 南京”. AFPBB. (2019年7月28日). https://www.afpbb.com/articles/-/3234320 2019年11月12日閲覧。 
  78. ^ 中国政府が労働者の脳から直接データを取り出す計画を推進中(中国)”. カラパイア (2018年5月4日). 2019年1月11日閲覧。
  79. ^ 労働者の脳波をスキャンして管理する「感情監視システム」が中国で開発されて実際に現場へ投入されている”. GIGAZINE (2018年5月7日). 2018年5月7日閲覧。
  80. ^ 中国企業、脳波ヘルメットで従業員の「感情」を監視”. MITテクノロジーレビュー (2018年5月7日). 2018年5月1日閲覧。
  81. ^ China’s digital dictatorship”. エコノミスト (2018年7月31日). 2016年12月17日閲覧。
  82. ^ 中国「デジタル独裁」、結末は小説を超えるか”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2018年7月31日). 2018年3月2日閲覧。
  83. ^ 中国の全人代が開幕 デジタル独裁に進む隣国”. 毎日新聞 (2018年7月31日). 2018年3月6日閲覧。
  84. ^ Does China’s digital police state have echoes in the West?”. エコノミスト (2018年6月8日). 2018年7月31日閲覧。
  85. ^ Freedom on the Net 2018 The Rise of Digital Authoritarianism”. フリーダム・ハウス. 2018年12月13日閲覧。
  86. ^ The rise of China as a digital totalitarian state”. ワシントン・ポスト (2018年2月21日). 2018年12月13日閲覧。
  87. ^ 習近平氏、「ビッグデータ独裁」の中国目指す”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2017年10月18日). 2018年7月31日閲覧。
  88. ^ 「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た”. 現代ビジネス (2018年3月30日). 2018年7月31日閲覧。
  89. ^ デジタル・レーニン主義、ビッグデータとAI活用、中国で構築進む壮大な社会管理システム”. Record China (2018年5月29日). 2018年7月31日閲覧。
  90. ^ マルクスの夢 中国の夢(大機小機)”. 日本経済新聞 (2018年5月29日). 2018年7月31日閲覧。
  91. ^ ポール・クレスポ (2019年3月18日). “デジタル圧政を実現する中国のハイテク監視 - 記事”. Bitter Winter (日本語). 2019年9月12日閲覧。
  92. ^ AI独裁ばらまく中国 拡販される監視システム”. 日本経済新聞 (2019年6月8日). 2019年12月11日閲覧。
  93. ^ 中国のAI犯罪者追跡システム「天網」に物議…2000万台の監視カメラとDBが連動”. ROBOTEER (2017年12月23日). 2017年9月30日閲覧。
  94. ^ 中国、ハイテク監視強化 AI活用で世論統制”. 日本経済新聞 (2019年11月6日). 2018年11月8日閲覧。
  95. ^ 中国、4中全会の決定全文公表 AIで監視社会を強化”. 日本経済新聞 (2019年11月5日). 2018年11月8日閲覧。
  96. ^ 时事大家谈:从采集DNA到天网工程,管控犯罪还是管控社会?”. ボイス・オブ・アメリカ (2017年12月23日). 2017年12月19日閲覧。
  97. ^ 中国 AI監視カメラシステムで国民監視 犯罪検挙には使われず”. エキサイト (2017年12月23日). 2017年9月29日閲覧。
  98. ^ 人工知能監視システムを実現 ビッグブラザー社会に向かう中国”. 大紀元 (2017年12月23日). 2017年10月2日閲覧。
  99. ^ ポール・クレスポ (2019年3月18日). “デジタル圧政を実現する中国のハイテク監視 - 記事”. Bitter Winter (日本語). 2019年9月12日閲覧。
  100. ^ Western report on Skynet bigoted, fatuous”. 環球時報 (2017年12月23日). 2017年12月10日閲覧。
  101. ^ 行方不明者を発見する顔認識AI 中国社会で実装進む”. フォーブス (2019年5月30日). 2019年6月26日閲覧。
  102. ^ “Exposed: China’s Operating Manuals For Mass Internment And Arrest By Algorithm”. 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ). (2019年11月24日). https://www.icij.org/investigations/china-cables/exposed-chinas-operating-manuals-for-mass-internment-and-arrest-by-algorithm/ 2019年11月26日閲覧。 
  103. ^ “大規模システムでウイグル族を監視 中国当局の内部文書判明”. 東京新聞. (2019年11月25日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019112502000118.html 2019年11月26日閲覧。 
  104. ^ “Secret documents: China detention camps to 'prevent escapes'”. 毎日新聞. (2019年11月25日). https://mainichi.jp/english/articles/20191125/p2g/00m/0in/039000c 2019年11月25日閲覧。 
  105. ^ “'Automated Racism': Chinese Police Are Reportedly Using AI to Identify Minority Faces”. ギズモード. (2019年4月15日). https://gizmodo.com/automated-racism-chinese-police-are-reportedly-using-a-1834054068 2019年11月26日閲覧。 
  106. ^ “One Month, 500,000 Face Scans: How China Is Using A.I. to Profile a Minority”. ニューヨーク・タイムズ. (2019年4月14日). https://www.nytimes.com/2019/04/14/technology/china-surveillance-artificial-intelligence-racial-profiling.html 2019年4月16日閲覧。 
  107. ^ ウイグル弾圧関与で中国28法人をブラックリストに 米商務省”. AFPBB (2019年10月8日). 2019年10月8日閲覧。
  108. ^ 中国に広がる自動顔認識システムとそれを欺くファッション技術”. THE ZERO/ONE (2017年12月23日). 2017年12月4日閲覧。
  109. ^ “監視社会恐れる香港市民、中国本土化を懸念-警察は顔認識AI活用”. ブルームバーグ. (2019年10月24日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-24/PZTF9HT0AFBB01 2019年11月11日閲覧。 
  110. ^ Ten injured in Kowloon Bay, Wong Tai Sin clashes”. アジア・タイムズ・オンライン (2019年8月26日). 2019年8月25日閲覧。
  111. ^ Hong Kong protesters use lasers to avoid facial recognition cameras and blind police”. インデペンデント (2019年8月1日). 2019年8月2日閲覧。
  112. ^ 香港のデモ参加者は、ローテク装備と身近な知識でいかにして中国の"テクノロジー独裁"に立ち向かったのか”. ビジネスインサイダー (Jun 18 2019). 2019年6月26日閲覧。
  113. ^ 香港デモ、参加者は「デジタル断ち」 当局の追跡警戒 「新疆化」恐れる声も”. AFPBB (2019年6月14日). 2019年6月26日閲覧。
  114. ^ 香港デモ、2014年「雨傘運動」の教訓生かす”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2019年6月14日). 2019年6月26日閲覧。
  115. ^ 中国式監視vs若者の知恵 香港デモ、サイバー領域でも”. 日本経済新聞 (2019年6月26日). 2019年6月5日閲覧。
  116. ^ “香港政府に「緊急条例」発動計画ない-行政長官諮問機関の陳智思氏”. ブルームバーグ. (2019年9月9日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-09/PXJCMD6TTDS201 2019年10月8日閲覧。 
  117. ^ “香港、半世紀ぶり「緊急条例」発動 覆面を禁止”. 日本経済新聞. (2019年10月4日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50593350U9A001C1MM8000/ 2019年10月8日閲覧。 
  118. ^ “Here’s looking at you”. Macau Business. (2019年10月18日). https://www.macaubusiness.com/heres-looking-at-you/ 2019年11月9日閲覧。 
  119. ^ “澳門將安裝「天眼」系統 人臉辨識助警方執法”. 香港unwire.hk. (2019年9月20日). https://unwire.hk/2019/09/20/macau-surveillance/fun-tech/ 2019年11月8日閲覧。 
  120. ^ “マカオ保安当局、公共エリア監視システムに顔認証機能など追加へ”. マカオ新聞. (2018年11月30日). https://www.macaushimbun.com/news?id=25777 2019年11月9日閲覧。 
  121. ^ マスク姿でも識別可能、中国企業が顔認証技術開発”. 日本経済新聞 (2020年3月19日). 2020年4月11日閲覧。
  122. ^ 世界初の歩行姿態識別システム、顔を隠しても個人認証可能”. AFPBB (2019年7月11日). 2019年7月5日閲覧。
  123. ^ China Uses DNA to Map Faces, With Help From the West”. ニューヨーク・タイムズ (2019年12月3日). 2019年12月5日閲覧。
  124. ^ 中国、ウイグル人のDNAサンプルから「顔の再現」を研究中”. MITテクノロジーレビュー (2019年12月6日). 2019年12月10日閲覧。

関連項目

[編集]