天中軒雲月 (5代目)
5代目 | |
定紋『上がり藤』 | |
本名 | |
---|---|
生年月日 | 1953年11月25日(70歳) |
出身地 | 日本・岐阜県郡上市 |
師匠 | 4代目天中軒雲月 |
弟子 | 天中軒藤二美 3代目天中軒月子 天中軒景友 天中軒すみれ |
名跡 | 1.天中軒月子(2代目)(1968年 - 2009年) 2.5代目天中軒雲月(2009年 - ) |
活動期間 | 1968年 - |
所属 | 日本浪曲協会 浪曲親友協会 |
備考 | |
一般社団法人日本浪曲協会理事(2018年 - 2024年 ) 一般社団法人日本浪曲協会会長(2024年 - ) 公益社団法人浪曲親友協会理事 | |
5代目 天中軒 雲月(てんちゅうけん うんげつ、1953年(昭和28年)11月25日 - )は、日本の浪曲師。岐阜県郡上市出身[1]、名古屋市在住。名古屋市立浄心中学校卒業[要出典]。一般社団法人日本浪曲協会会長、公益社団法人浪曲親友協会理事を兼任。定紋は『上がり藤』。本名は
経歴
[編集]1968年2月28日に名古屋中日劇場で4代目天中軒雲月に入門[1]、1969年7月に天中軒月子として、香川県坂出市城山温泉センターにおいて[要出典]「若き日の小村寿太郎」で初舞台[2]。歌手志望だったが、師より「浪曲に向いている」と薦められ浪曲師となる。1974年に名披露目[1]、2年間大阪で修業。1981年9月に名古屋御園座「東西顔見世豪華浪曲名人大会」にて幹部昇進披露(真打)[1]。2006年、念願の歌謡曲を吹き込む。
2008年8月に5代目天中軒雲月襲名[1]。浅草公会堂(東京)、国立文楽劇場(大阪)、日本特殊陶業市民会館(名古屋)3箇所にて襲名披露公演。2011年5月、大阪府知事表彰[1][3]。2018年一般社団法人日本浪曲協会理事に就任し、当代では唯一東西両浪曲協会の理事を兼任することになった[要出典]。同年、「天中軒雲月芸能生活50周年記念講演」を国立演芸場(東京)、日本特殊陶業市民会館(名古屋)の2会場で開催。2018年4月23日に靖国神社奉納浪曲。徳川康久宮司より感謝状拝受(3度)[1]。
2024年4月より、日本浪曲協会会長に就任。
SNS発信など、若い力に理解がある浪曲師の一人である[要出典]。
主な演目は『忠臣蔵外伝』『佐倉義民伝』『決戦巌流島』など[1]。特に「佐倉義民伝」を得意とする[3]。
LP・カセット・CD
[編集]- 「涙の歌謡劇場」(笹みどりとのデュエット、クラウンレコード)
- (芸能生活35周年記念盤)「徳川家康・人質から成長迄」「若き日の小村寿太郎」(キングレコード)
- 「雪の南部坂」「流転じょんがら」(ウイングジャパン)
- (芸能生活45周年記念盤)「瑤泉院・涙の南部坂」2011/10/19(キングレコード)
- 「瑤泉院・涙の南部坂」2011(キングレコード、同社レコチョクにて史上初の浪曲ネット配信)
- 「佐倉義民伝」「人生ひとすじ」2012/10/10(キングレコード)
- 「郡上宝暦義民伝」「郡上音頭」2015/6/10(キングレコード)