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大高猛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大高 猛(おおたか たけし、1926年 (大正15年) 4月20日 - 2000年 (平成12年) 1月22日[1])は、日本のグラフィックデザイナー大阪を拠点に活動していた。

略歴

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山口県出身。山口県立下関工業高等学校卒業[2]1948年(昭和23年)、明治工業専門学校(現・九州工業大学)卒業[3]

1953年(昭和28年)、大高デザインアソシエーツ(後の大高デザインプロダクション)[4]を設立。1966年(昭和41年)、日本万国博覧会アートディレクター[5]1981年(昭和56年)、国際デザイン交流会アートディレクター[5]

1988年(昭和63年)、浪速短期大学(現在、大阪芸術大学短期大学部)教授に就任(のち、名誉教授[5][注 1]日本グラフィックデザイナー協会の理事も務めた[5][6]

2000年(平成12年)に死去(享年73)。

主なデザイン作品

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クライアント 形態 備考
日本万国博覧会
(1970年大阪万博)
シンボル 1966入賞[3] 石坂泰三のクレームでやり直し、大高猛が選出された。
天理教少年会 シンボル 1967[7]
関西公共広告機構→公共広告機構
(現・ACジャパン
ロゴ(初代) 1971[8]
日清食品
カップヌードル
パッケージ 1971[9] ※ 2009年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞[10]
選抜高等学校野球大会 優勝メダル 1975 - 2000[注 2]
フクスケ ロゴ(2代目) 1978[11] ※ 初代は亀倉雄策(1965)[11]
近畿相互銀行 シンボル(2代目) 1982[11]
中部電力 シンボル(2代目) 1983[11]
日清食品 シンボル(3代目) 1983[9] ※ 2代目はイサオ・キクチ(1971)[11]
旬味 節 店舗設計 ?
運輸省 シンボル 1987[3]
関西国際空港 キャラクター
「カンクン」
1994[12][13]

脚注

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注釈

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  1. ^ 大阪芸術大学でも教授を務めた。 (昨年の開催内容 - 大阪芸術大学博物館)
  2. ^ 2001年からは、大高に師事した前田一樹が、主催の毎日新聞社から指名を受けて引き継いだ。 (富山大学芸術文化学部 Creator's eye 第一回)

出典

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