大阪府立泉鳥取高等学校
大阪府立泉鳥取高等学校 | |
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北緯34度20分21.7秒 東経135度15分32.2秒 / 北緯34.339361度 東経135.258944度座標: 北緯34度20分21.7秒 東経135度15分32.2秒 / 北緯34.339361度 東経135.258944度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪府 |
校訓 | 自主研精 |
設立年月日 | 1976年1月1日 |
創立記念日 | 6月5日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D127210000684 |
高校コード | 27188J |
所在地 | 〒599-0216 |
外部リンク | 公式サイト |
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大阪府立泉鳥取高等学校(おおさかふりつ いずみとっとりこうとうがっこう)は、大阪府阪南市にある公立高等学校。
概要
1976年に開校し、2025年3月末での閉校と大阪府立りんくう翔南高等学校への機能統合が計画されている。全日制普通科を設置している。通称・略称は「いずとり」。阪南市南東部の高台に位置し、2022年度までは長らく阪南市では唯一の高等学校でもあった。
習熟度別授業、体験型インターンシップ、キャリア教育などに取り組み、きめ細かな指導体制をとっている。また地域施設との連携など、地域に根ざした教育活動も重視している。
沿革
開校の経緯
1970年代の高校生急増期を受けて府立高等学校新設の方針が出された。1975年3月13日、新設高等学校・大阪府立第104高等学校(仮称)を設置するための予算が大阪府議会で可決された[1]。
1975年6月5日、泉南郡阪南町自然田854番地(当時の住所表示。閉校までの所在地)で校舎第一期工事竣工式がおこなわれ、校舎建設工事が始まった[1]。学校では、竣工式がおこなわれた6月5日を創立記念日と位置づけている[1]。
1976年1月1日付で大阪府条例に基づく大阪府立泉鳥取高等学校が設置され、校長以下教職員10名が赴任の辞令を受け取った[1]。設置当初は大阪府立和泉高等学校を間借りして開校準備をおこなっていたが、1976年2月に校舎が完成し、開校準備室は校内に移転した[1]。
1976年4月1日に開校し、第一期生を迎えて教育活動をおこなった。
閉校方針
大阪府教育委員会は2021年8月30日、大阪府立学校条例及び再編整備計画により、大阪府立りんくう翔南高等学校に機能統合する形で泉鳥取高等学校を閉校する計画案を発表した[2][3]。2019年度以降3年連続定員割れとなったことや、同校在籍生徒のほとんどを占める阪南市と近隣市・郡での中学校卒業生の減少を踏まえて、対象校となったとされている[2]。
閉校方針には地域住民らから疑問や反対の声が上がった[4]。しかし2022年3月24日に大阪府議会での関連条例改正が可決されたことにより、閉校の方針が確定した。同校は2023年度以降の新入生募集を停止し、最後の学年が卒業する2025年3月末日に閉校することになる。
年表
- 1975年3月13日 - 校舎建設予算が大阪府議会で承認される。
- 1975年6月5日 - 校舎建設工事が始まる(この日を創立記念日とする)。
- 1976年1月1日 - 大阪府条例により大阪府立泉鳥取高等学校を設置。
- 1976年4月1日 - 開校。
- 1977年5月31日 - 食堂棟竣工。
- 1977年6月30日 - プール竣工。
- 1977年8月31日 - 体育館攻工。
- 1985年4月1日 - パソコン設置。
- 1991年8月26日 - 情報処理室設置。
- 1994年3月31日 - 家庭科総合実習室竣工。
- 2021年8月30日 - 大阪府教育委員会、泉鳥取高等学校を閉校・統廃合対象校にすると発表。
- 2022年3月24日 - 大阪府条例の改正により、閉校・機能統合が正式に決定。
- 2023年 - この年以降の新入生募集を停止。
- 2025年3月 - 最終学年の卒業、閉校(予定)。
出身者
- あいはら雅一 - お笑い芸人
交通
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e “我らの泉鳥取 第2号” (PDF). 大阪府立泉鳥取高等学校 (2022年5月12日). 2022年7月13日閲覧。
- ^ a b “大阪府教育委員会 令和3年8月委員会会議 議題1 大阪府立学校条例及び大阪府立高等学校・大阪市立高等学校再編整備計画に基づく令和3年度実施対象校(案)について” (PDF). 大阪府教育委員会 (2021年8月30日). 2021年11月20日閲覧。
- ^ “泉鳥取高等学校とりんくう翔南高等学校の機能統合による再編整備について” (PDF). 大阪府立泉鳥取高等学校 (2021年8月30日). 2021年11月20日閲覧。
- ^ “【取材記者ノート】わが町から高校が消える・・・ 廃校の理由は大阪府の”独自ルール” 「3年連続定員割れの高校は統廃合の対象に」”. ABCニュース(朝日放送) (2022年3月11日). 2022年7月13日閲覧。