大阪ラプソディー
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(大阪ラプソディから転送)
「大阪ラプソディー」 | ||||
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海原千里・万里 の シングル | ||||
初出アルバム『大阪ラプソディー』 | ||||
B面 | 天満エレジー | |||
リリース | ||||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ビクター音楽産業 | |||
作詞・作曲 |
山上路夫(作詞) 猪俣公章(作曲) | |||
チャート最高順位 | ||||
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海原千里・万里 シングル 年表 | ||||
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「大阪ラプソディー」(おおさかラプソディー)は、1976年2月25日に発売された海原千里・万里の3枚目のシングル。
解説
[編集]表題曲は、大阪の街の見どころに触れつつ、恋人同士の心情をも描いた作品である。曲中には御堂筋、道頓堀、戎橋、法善寺など大阪の名所がいくつも織り込まれている。このシングルは40万枚[1]程の売り上げがあった。
オリコン週間シングルチャートでは最高24位。これは、女性のお笑いタレントが単独で発売したシングルとしては、2012年に渡辺直美(白鳥美麗名義)の「ピカル 恋がしたい」が同チャートで10位を記録するまで、オリコン史上最高位の記録であった[2]。
歌のメインパートは、海原千里が歌い、サブは万里が歌っている。
楽曲の演奏には明治大学マンドリン倶楽部が参加している。
千里・万里は1977年に解散したが、その後千里は上沼恵美子として芸能界に復帰しており、主婦となった姉万里とともに本曲を披露する機会も多い。また毎年年末に放送されているNHK『わが心の大阪メロディー』[注釈 1]ではリクエストの多い楽曲のひとつとなっており、番組のトリに披露される機会も多い。
上沼が2005年にリリースしたシングル『泡盛心中/大阪ラプソディー』でセルフカバーしている。
上沼は当時のレコーディングについて、LPで十何曲録音することになって、万里が「私は歌手ちゃう」とスタジオを飛び出し、作曲の猪俣公章が走って追いかけたこともあったと回顧している[3]。また、レコーディングのギャラや印税が共に0円だったことを明かしている[3]。
収録曲
[編集]- 大阪ラプソディー (3分6秒)
- 天満エレジー (3分35秒)
カバー
[編集]- 1995年 野上ゆかな・飯塚雅弓(アルバム『楽勝!ハイパードール イメージアルバム』収録)
- 1998年 林あさ美(アルバム『だいじな人だから』収録)
- 1998年 中澤ゆうこ(アルバム『中澤ゆうこ 第一章』収録)
- 2004年 W(アルバム『デュオU&U』収録)
- 2009年 水森かおり(アルバム『歌謡紀行VIII~安芸の宮島~』収録)
- 2014年 黒木姉妹(アルバム『ファーストアルバム~姉妹の夢歌つづり~』収録)
- 2018年 岩佐美咲(シングル『佐渡の鬼太鼓』収録)
- 2018年 坂本冬美・マルシア(アルバム『ENKAIII ~偲歌~(猪俣公章生誕80周年記念)』収録)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 上沼は2001~2013年・2019年以降に司会を担当。
出典
[編集]- ^ 『産経新聞』1994年12月12日付東京夕刊
- ^ 【オリコン】渡辺直美、歌手デビュー作10位 女性お笑い初のTOP10、ORICON NEWS、2012年3月27日 04:00。
- ^ a b “昭和ヒットソングの印税がまさかの「0円」上沼恵美子がぼやき「何にももらってない」”. ENCOUNT (2024年3月4日). 2024年3月5日閲覧。