大野銀行
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 愛知県八名郡大野町 |
設立 | 1896年(明治29年) |
業種 | 銀行業 |
代表者 | 頭取 大𣘺正太郎 |
概要
[編集]1896年(明治29年)に三河地方で初の民間銀行として大𣘺正太郎によって創立された[1]。
本店所在地は八名郡大野町(現・新城市)で、三河東部が営業圏であった[1]。
1923年2月には赤羽根銀行を合併[2]。
昭和時代前期の戦時経済体制下、銀行の一県一行主義が政府により推進される中[3]、1941年に愛知銀行・名古屋銀行・伊藤銀行が合併して設立された東海銀行に、1945年には当行および岡崎銀行・稲沢銀行の3行も合併され、49年の歴史を閉じた[4]。
現存する建築物
[編集]大野町に1925年に建設された本店建物(2代目社屋)は、「大野宿鳳来館」として保存されている(2008年に国の登録有形文化財に登録)[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 寺澤安正「中部のエネルギーを築いた人々 奥三河開発の先駆者・大橋正太郎 (PDF) 」一般社団法人日本電気協会中部支部機関誌、平成28年1月号(2016年1月)
- ^ 大野銀行 - 銀行変遷史データベース(全国銀行協会)
- ^ 飛田紀男「終戦直後の金融・銀行」(PDF)『豊橋創造大学紀要』第8号、豊橋創造大学、2004年、71-84頁、ISSN 1342-7725、2021年2月23日閲覧。
- ^ 東海銀行 - 銀行変遷史データベース(全国銀行協会)