大野浩 (東宝)
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経歴
[編集]1983年に東宝に入社し、九州支社の映画営業部に配属[1]。1985年、映画『二代目はクリスチャン』の配給に際し編成されたプロジェクトチームに組み込まれ上京し、企画室のスタッフを経てパプリシティ室の宣伝スタッフとなる[1]。
『ゴジラvsモスラ』(1992年)よりゴジラシリーズの宣伝を担当する[1]。同シリーズは東宝の看板映画であるためプレッシャーを感じやりにくかったが、前作『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)のヒットが追い風となり様々な宣伝戦略を展開[1]。同作品のヒットに寄与した[2]。
代表作
[編集]公開年月日 | 作品名 | 制作(配給) | 役職 | |
---|---|---|---|---|
1985年 | 9月14日 | 早春物語 | 角川春樹事務所 (東宝) |
宣伝 |
二代目はクリスチャン | ||||
1987年 | 11月21日 | 私をスキーに連れてって | 小学館 フジテレビ (東宝) | |
1992年 | 7月18日 | 紅の豚 | 徳間書店 JAL 日テレ スタジオジブリ (東宝) | |
12月12日 | ゴジラvsモスラ | 東宝映画 (東宝) | ||
1995年 | 12月9日 | ゴジラvsデストロイア |
脚注
[編集]- ^ a b c d e 平成ゴジラ大全 2003, pp. 196–197, 「破之参 『ゴジラVSモスラ』 宣伝担当・大野浩」
- ^ 平成ゴジラ大全 2003, pp. 197–198, 「破之参 『ゴジラVSモスラ』 追い風に乗った宣伝戦略」
参考文献
[編集]- アニメージュ編集部 編『ジブリロマンアルバム・紅の豚』徳間書店、1992年。ISBN 4197201605。
- 『平成ゴジラ大全 1984-1995』編著 白石雅彦、スーパーバイザー 富山省吾、双葉社〈双葉社の大全シリーズ〉、2003年1月20日。ISBN 4-575-29505-1。