大賀祥治
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大賀 祥治(おおが しょうじ、1954年 - )は、日本の生物学者。九州大学大学院農学研究院環境農学部門森林環境科学講座教授、同大学農学部附属演習林教授、同大学総合研究博物館教授、九州大学名誉教授。農学博士。専門は、きのこ学、森林資源学。とくに食用ならびに薬用キノコの生理特性や生産技術、森林の木材腐朽菌および菌根菌。
経歴
[編集]1954年、岡山県玉野市生まれ。香川大学大学農学部農芸化学科卒業、九州大学大学院農学研究科林産学専攻修士課程修了。
九州大学助手、助教授、教授を経て、現職。この間、英国国立国際園芸学研究所客員研究員、ロンドン大学キングス校客員研究員、韓国国立忠北大学客員研究員、中国吉林農業大学客員研究員などを歴任。九州大学発ベンチャー企業「株式会社マッシュピア」会長、「ヒマラヤンバイオ・ジャパン株式会社」代表でもある。
受賞歴
[編集]- 第23回森喜作賞(2000年度)
- 第42回日本木材学会賞(2001年度)
- 第7回日本きのこ学会賞(2006年度)
- 第7回日中韓大学院生フォーラム最優秀賞(20014年度)
著書
[編集]- 『Future of Mushroom Production and Biotechnology』Marcel Dekker, Inc., New York (1997)
- 『キノコを科学する』(共著) 地人書館(2001年)
- 『生活環境論』(共著) 地人書館(2002年)
- 『木材科学講座11 バイオテクノロジー』(共著) 海青社(2002年)
- 『キノコ学への誘い』(編著) 海青社(2004年)
- 『元気に生きる本』(共著) 東洋医学舎(2004年)
- 『きのこ年鑑』(共著) プランツワールド(2004年)
- 『木のびっくり話100』(共著) 講談社(2005年)
- 『菌類の辞典』(共著)朝倉書店(2013年)
- 『世界を駆けたキノコ学者』(編著) アイメディア(2018年)
外部リンク
[編集]- キノコ博士のキノコミュージアム
- 九州大学大学院農学研究院森林資源科学部門