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大福寺 (高崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大福寺
所在地 群馬県高崎市下室田町甲1193
山号 秀巌山
院号 瀧水院
宗派 天台宗
本尊 不動明王
創建年 不詳
別称 滝不動、室田之滝不動
札所等 北関東三十六不動尊霊場第3番
法人番号 1070005002141 ウィキデータを編集
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大福寺 (だいふくじ)は、群馬県高崎市にある天台宗寺院である。山号は秀巌山。院号は瀧水院。本尊は不動明王。滝不動、または室田之滝不動と通称される。

歴史

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正確な創建年代は不明であるが、伝承によれば、比叡山を開いた最澄(伝教大師)が東国を巡錫の折、榛名山の古寺、舟尾山寺に立ち寄ったといわれる。この時、最澄は一体の不動明王像を彫り、現在地に堂を建立し安置したとされ、これがこの寺の由来であるという。最澄が仏前に閼伽を供えようと呪文を唱えて、手にしていた法具「独鈷」を近くの岩に投げつけたところ、そこから清泉が湧きだしたといわれる。最澄曰く、「滝に沐浴すれば総じて苦悩を洗い、去りて秘境の極に至ることこの清泉に勝るものなし」と。これより、この泉を「独鈷泉」という。また、現在の本堂は享和2年(1802年)建立のものとされる。

滝の霊験は上州ほか東国近隣の人々に「室田之滝不動」として知れ渡り、特に江戸時代以降、現代にいたるまで脳病平癒を願ってくる人が絶えないという。

年中行事

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1月28日 大般若会大護摩供 福だるま市

参考文献

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  • 北関東三十六不動尊霊場 北関東三十六不動尊霊場会編、発行、1988年

関連項目

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