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大祁於賀美神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大祁於賀美神社
所在地 大阪府羽曳野市大黒496
位置 北緯34度32分32秒 東経135度37分14秒 / 北緯34.54222度 東経135.62056度 / 34.54222; 135.62056
主祭神 高龗神
社格 式内社(小)・村社
本殿の様式 一間社流造
別名 山王権現
例祭 10月17日
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大祁於賀美神社(たけおかみじんじゃ / おおけおかみじんじゃ / おおおかみじんじゃ)は、大阪府羽曳野市にある神社である。式内社で、旧社格村社

「太祁於賀美神社」とも書き、高龗神(たかおかみ「水の神」)を祀る。

歴史

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延喜式神名帳に「河内国石川郡 大祁於賀美神社」と記載される神社であるが、国史には現れず、江戸時代以前の歴史は不詳である。なお、旧鎮座地・現鎮座地とも旧古市郡内であるが、これは延喜式の時代の後に郡の境界が変わったためである。

かつては現在地より東方の丘の頂上にあり、江戸時代までは山王権現と称していた(現在でも氏子は当社を「山王権現」と呼んでいる)。享和元年(1801年)刊行の『河内名所図会』に「延喜式石川郡に属す。今山王と称し、此所の本居神とす」とある。明治初年に村社に列格したが、明治40年11月18日、近隣の村社・八幡神社(現 壺井八幡宮)に合祀された。

旧氏子の希望により、昭和30年(1955年)12月1日、大黒寺の所有地を借用して再建された。

旧社地は当社合祀後に民間に売却され、土砂の採取場となったため、丘はほとんど消失している。