大浅間ゴルフクラブ
大浅間ゴルフクラブ Daiasama Golf Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 長野県北佐久郡御代田町塩野400-1番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1963年(昭和38年)5月19日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 松井春生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 大浅間ゴルフ株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 大浅間ゴルフクラブ |
大浅間ゴルフクラブ(だいあさまゴルフクラブ)は、長野県北佐久郡御代田町塩野に広がるゴルフ場である。
概要
[編集]東京都江東区東雲の埋立地には1952年(昭和27年)に開設された「東雲ゴルフ場」があったが、東京都港湾局からの借地だったため移転先を探すことになり、その場所をめぐって会員は二派に分かれた[1]。
元東京都長官・松井春生は、長野県北佐久郡御代田町に「大浅間ゴルフクラブ」を、天野健雄は埼玉県比企郡嵐山町に「嵐山カントリークラブ」を計画することになった[1]。1961年(昭和36年)1月11日、大浅間ゴルフクラブ発起人会が開催され、同年1月20日、開発母体「日本みどり開発株式会社」が設立され、会長には松井が就任した[1]。6月17日、アウト9ホールが仮オープン、日興証券株式会社、八幡製鐵株式會社などの一流企業が主要株主となった[1]。
建設地の北佐久郡御代田町は、戦後、引き揚げ者が入った地区で、転石が多く農地として不向きと「長野県観光開発公社」が、浅間山麓開発の名目で買上げていた[1]。その土地を日本みどり開発が、ゴルフ場の建設のために譲り受けた[1]。1961年(昭和36年)6月9日、コースの設計は松井が行い、コースの工事が着工され、翌1962年(昭和37年)7月15日、コースは完成し、仮オープンされた[1]。翌1963年(昭和38年)5月19日、三井不動産グループのゴルフ場が開場した[1]。工事は火山山麓特有の溶岩と火山灰の地層と土質で難航した[1]。コースを設計した松井春生は、オープン後に「粗雑な造成工事と小雑木、木も殆どなく石ころだらけで、まともなクラブは使えなかった」と語った[1]。
歴代理事長には、奥村綱雄、瀬川美能留、江戸英雄、田中順一郎、岩沙弘道などが就任した[2][3]。2018年(平成30年)、日本みどり開発株式会社を「大浅間ゴルフ株式会社」に社名変更された[2][3]。
大浅間ゴルフクラブは、浅間山を眼前にして、日本アルプスや八ヶ岳連峰が展開するロケーションに恵まれた丘陵コースである[2][3]。特徴的なのは、2グリーンの利用次第で36ホール分のゴルフプレイを楽しめる設計になっていることである[2][3]。丘陵コースだが全体的にフェアウェイは広く、アウトは距離の長いコースがあり長打が要求され、インは距離は短めだが技術を要求するレイアウトとなっている[2][3]。
所在地
[編集]〒389-0201 長野県北佐久郡御代田町塩野400-1番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1963年5月19日
- 設計者 - 松井 春生
- 面積 - 680,000m2(約20.5万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,909ヤード、コースレート72.3
- グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
- フェアウエイ - コーライ
- ラフ - シバ
- ハザード - バンカー93、池が絡むホール2
- プレースタイル - 乗用カート、キャディ付き
- 練習場 - 12打席 165ヤード
- 休場日 - 毎週月曜日(7-8月は無休)12月1日 - 4月初旬クローズ[4][5]
ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会(編)『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』ゴルフダイジェスト社、2013年12月、pp.396 - 397
- ^ a b c d e “ゴルフクラブ概要”. 大浅間ゴルフクラブ. 2020年7月19日閲覧。
- ^ a b c d e “クラブの歴史”. 大浅間ゴルフクラブ. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “大浅間ゴルフクラブ”. ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “大浅間ゴルフクラブ”. ゴルフホットライン. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “コースガイド”. 大浅間ゴルフクラブ. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “施設案内”. 大浅間ゴルフクラブ. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “交通案内”. 大浅間ゴルフクラブ. 2020年7月19日閲覧。
関連文献
[編集]- 伊藤昭二「大浅間ゴルフクラブ」 『週刊ダイヤモンド 1971年8月14日特大号 東京 日本のゴルフ場』ダイヤモンド社、1971年8月14日、[要ページ番号]
- 「大浅間ゴルフクラブ(長野県)」『ゴルフ場ガイド 東版 2006-2007』ゴルフダイジェスト社、2006年5月、[要ページ番号]
- 「クローズアップ21(その128)レディス施設を重点的にリニューアル 大浅間ゴルフクラブ 女性ゴルファーに選ばれるクラブを目指して」『月刊ゴルフマネジメント』一季出版、2011年8月、[要ページ番号]