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大河内博 (環境化学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大河内 博(おおこうち ひろし、1965年 - )は、日本環境化学者。早稲田大学理工学術院大学院創造理工学研究科)および創造理工学部教授[1]1997年2月、環境動態解析で東京大学より論文博士(工学)の学位を授与されている[2]

富士山を用いた越境大気汚染と地球規模汚染の観測、ゲリラ豪雨の生成機構、放射性物質の里山における動態と環境調和型除染技術の開発、火山ガス早期検知システムの開発や船舶・航空機排ガスの大気環境影響評価、さらに大気中マイクロプラスチックの動態・起源・健康リスクの解明等の他に、森林浴効果と森林の大気浄化能の解明、カンボジアの大気汚染とアンコール遺跡への影響評価などユニークな研究テーマにも取り組んでいる[3]

近年は柔軟剤マイクロカプセル精油等のにおいによる健康被害の香害研究にも尽力している。

略歴

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共著書

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  • 藤田慎一、三浦和彦、大河内博、速水洋他『越境大気汚染の物理と化学』改訂増補版、 成山堂書店 (2017年)、ISBN-10: 4425513622 ISBN-13: 978-4425513628
  • 香村一夫、名古屋俊士、大河内博『東日本大震災と環境汚染―アースドクターの診断』 (早稲田大学ブックレット <「震災後」に考える>)、 早稲田大学出版部 (2012年)、ISBN-10: 4657123068 ISBN-13: 978-4657123060

受賞

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所属学会

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[2]

脚注

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  1. ^ a b 早稲田大学研究者データベース”. 早稲田大学. 2019年12月30日閲覧。
  2. ^ a b c スタッフ紹介 教授・大河内 博”. 早稲田大学創造理工学部環境資源工学科 大河内研究室. 2019年12月30日閲覧。
  3. ^ 2分で分かる大河内研”. 早稲田大学創造理工学部環境資源工学科 大河内研究室. 2019年12月30日閲覧。
  4. ^ 大河内 博”. Amazon. 2019年12月30日閲覧。
  5. ^ 大河内 博 - 研究者”. researchmap. 2019年12月30日閲覧。

外部リンク

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  • [1] - 大河内研究室
  • [2] - 早稲田大学・大河内研究室ツイッター