大沢真知子
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大沢 真知子(おおさわ まちこ、1952年11月6日 - )は、日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授。専門は、労働経済学。
経歴
[編集]東京都出身。
1980年、南イリノイ大学経済学部・労働経済学専攻(博士課程)修了後、コロンビア大学で研究活動を続け、1984年に経済学博士号を取得[1]。
シカゴ大学ヒューレット・フェロー、ミシガン大学ディアボーン校助教授、日本労働研究機構研究員、亜細亜大学助教授を経て、日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授。
2013年4月、日本女子大学の「現代女性キャリア研究所」所長に就任した。
内閣府男女共同参画会議の専門調査会、厚生労働省のパートタイム労働研究会などの委員も務めている[2]。
略歴
[編集]- 1975年 成蹊大学文学部日本文学科卒業
- 1980年 南イリノイ大学経済学部博士課程修了
- 1984年 経済学博士号取得
- 1984年 シカゴ大学ヒューレット・フェロー
- 1986年 ミシガン大学ディアボーン校助教授
- 1987年 日本労働研究機構研究員
- 1990年 亜細亜大学助教授
- 1995年 同大学教授
- 1996年 日本女子大学教授
主な活動
[編集]- 内閣府 仕事と生活の調和に関する専門調査会委員、男女共同参画局監視・影響専門調査会委員
- 厚生労働省 労働政策審議会労働条件分科会臨時委員
- 統計委員会委員
- 経済産業省 経済構造審議会委員
- NHK 国際放送番組審議会委員[3]
テレビ出演
[編集]- NHK - 「くらしの経済~少子化時代!子育て応援します~」(1995年10月)
- NHK - 「BSディベート~若者の雇用問題~」(2006年5月)
- NHK - 「土曜ジャーナル~家庭と仕事の両立を~」(2006年9月)
- NHK総合テレビジョン - 日曜討論「どうあるべきか?“女性活躍”社会」(2014年8月17日放送)[4]
著書
[編集]- 1993年 - 「経済変化と女子労働 日米の比較研究」 日本経済評論社
- 1998年 - 「新しい家族のための経済学」 中央公論新社
- 2003年 - 「非典型労働の日米欧比較」 日本労働研究機構
- 2006年 - 「ワークライフバランス社会へ」 岩波書店
- 2006年 - 「21世紀の女性と仕事」 放送大学教育振興会
- 2008年 - 「ワークライフシナジー」 岩波書店
- 2010年 - 「日本型ワーキングプアの本質」 岩波書店
- 2012年 - 「セカンド・チャンス社会へ 妻が再就職するとき」 NTT出版
- 2013年 - 「社会福祉福祉学習双書」 全国社会福祉協議会
脚注
[編集]- ^ 日本女子大学 研究者情報
- ^ 日本型ワーキングプアの本質 著者紹介 大沢真知子 岩波書店
- ^ 第1093回経営委員会議案 国際放送番組審議会委員の委嘱について NHK(平成21年6月9日)
- ^ NHK「日曜討論」に人間社会学部現代社会学科 大沢真知子教授が出演しました 日本女子大学