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大沢牛乳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大沢牛乳株式会社
秋葉原駅ミルクスタンド
秋葉原駅ミルクスタンド
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
110-0005
東京都台東区上野6-8-5
設立 1950年
業種 小売業
法人番号 8010501001942
事業内容 牛乳の販売
代表者 大沢一彦
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大沢牛乳株式会社(おおさわぎゅうにゅう)は、日本乳製品小売業者である。東日本旅客鉄道東北本線御徒町駅秋葉原駅の構内にて、ミルクスタンドを3店舗営業している。

概要

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社長の実家は埼玉県で牛乳製造業「大沢乳工」を営んでいた[1]。大沢牛乳は終戦前後から牛乳の駅売りを行っており、1950年(昭和25年)に雪印乳業の御徒町駅構内店として開業(書類上の創業はこの年)、翌年には秋葉原駅構内にも店を開いた[2][3]

売り上げが伸び悩み、2000年頃から日本各地の牛乳の店頭販売を始め、それが評判になり、2018年時点で店舗と自販機合わせて1日4000から4500本の売り上げがある[4][5][6]。社長の味へのこだわりにより、店舗では瓶入りの乳製品を主に販売している[7]。平日の顧客はサラリーマンが主体だが、SNSで有名になったことで、休日には秋葉原に遊びに来る若い人や家族連れ、外国人観光客が集まり、『牛乳の聖地』と呼ばれることもある[7]

脚注

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  1. ^ 赤間清広 (2023年10月28日). “客足が絶えぬ「牛乳の聖地」 秋葉原駅のミルクスタンドが見た70年”. 毎日新聞. 株式会社毎日新聞社. 2024年2月24日閲覧。
  2. ^ 橘川玲奈 (2022年4月19日). “通勤、通学の〝骨〟支え続け…秋葉原駅のミルクスタンド”. 産経新聞. 株式会社産経デジタル. 2024年2月2日閲覧。
  3. ^ 浅田晃弘・由木直子 (2021年1月19日). “70年間、サラリーマンの味方であり続ける「牛乳の聖地」50種類そろうミルクスタンド ふるさとの味を秋葉原駅で”. 東京新聞 TOKYO Web. 株式会社中日新聞社. 2024年2月2日閲覧。
  4. ^ グィッと栄養補給”. aff(あふ)agriculture forestry fisheries 2018年6月号. 農林水産省 (2018年). 2024年3月6日閲覧。
  5. ^ 古橋龍一 (2023年3月6日). “ファストフードの元祖? 秋葉原・御徒町駅の「ミルクスタンド」なぜ生き残ったか 外国人もwow!”. 乗りものニュース. 株式会社メディア・ヴァーグ. 2024年2月2日閲覧。
  6. ^ 小林一茂 (2022年11月1日). “秋葉原駅構内のミルクスタンドにも値上げの波 価格表示を張り替え”. 朝日新聞デジタル. 株式会社朝日新聞社. 2024年2月2日閲覧。
  7. ^ a b 赤間清広(東京経済部) (2023年4月16日). “24色のペン なぜ秋葉原にミルクスタンドは残ったのか”. 毎日新聞. 株式会社毎日新聞社. 2024年2月2日閲覧。

外部リンク

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