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大沢商会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大沢商会グループから転送)
株式会社大沢商会
J.Osawa Group Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町1-7
スクエア日本橋5階
設立 2014年7月1日
業種 卸売業
法人番号 7010401112205 ウィキデータを編集
事業内容 海外商品の輸入卸販売及び、国内商品の企画、販売
代表者 代表取締役社長 黒坂則昭
資本金 1億円
売上高 24億円(2020年度)
従業員数 51人(2021年3月31日現在)
関係する人物 白洲次郎
外部リンク https://josawa.co.jp/
特記事項:創業は1890年(明治23年)・京都にて。なお旧・大沢商会の株式会社としての改組は、1919年4月10日である。
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株式会社大沢商会(おおさわしょうかい、: J.Osawa Group Co., Ltd.)は、東京都中央区日本橋小伝馬町に本社を置く、海外商品の輸入卸販売や国内商品の企画販売を行う専門商社である。過去には現在の東京証券取引所プライム及びスタンダードに上場していた。

概要

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1890年京都で柱時計を製造する会社として創業され、創業から今日に至るまで国内外の高級ブランドを取り扱っている。

1928年ベル&ハウエルを扱い始めた他、1955年にはアメリカに現地法人を立ち上げて東京光学(現・トプコン)の二眼レフカメラプリモフレックス等を輸出し、1980年代には独自ブランドのレンズを販売しており、現在でも映像機材の分野に強い。現在のデジタルカメラがその源流である。

時計、映像機器以外でも自動車スポーツ用品、カバン宝飾品アパレル等、高級輸入品を中心に幅広い製品を扱っている。

1984年、戦後第3位の記録となる1250億円の負債を抱えて会社更生法に基づく更生手続の開始を申請し倒産。西武百貨店を中核としたセゾングループの一員となり再建された。その後セゾングループから離脱し、2003年ユニマットグループの傘下に入った後、2014年に独立している。

沿革

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  • 1890年明治23年) - 大澤善助が京都で柱時計を製造する会社として創業。
  • 1895年(明治28年) - 第4回内国勧業博覧会の際アメリカ合衆国のアンソニアと輸入契約を結び、以後機械の自社製造を諦めアンソニア製の機械を国産の箱に入れて販売するようになる。
  • 1897年(明治30年) - 大沢商会設立。
  • 1904年(明治37年)5月 - 時計工場が火災で焼失。
  • 1919年大正8年)4月10日 - 改組。
  • 1928年昭和3年) - ベル&ハウエルの輸入を開始。
  • 1955年(昭和30年) - アメリカに現地法人設立。
  • 1962年(昭和37年) - 本社を京都から東京に移す。
  • 1972年(昭和47年) - フランスに現地法人設立。
  • 1984年(昭和59年)2月29日 - 会社更生法適用により倒産。本社を港区芝浦に移しセゾングループ傘下で再建を行なう。
  • 2003年平成15年) - ユニマットグループに営業譲渡。社名「大沢商会グループ」として発足。
  • 2013年(平成25年) - 株式会社チェルシーと合併。
  • 2014年(平成26年)4月 - ユニマットグループのユニマットゴルフマネジメントに吸収合併され、ユニマット大沢商会となる。「大沢商会グループ」は解散[1]
  • 2014年(平成26年)7月 - ユニマット大沢商会から会社分割により、株式会社大沢商会を設立[2]。ユニマット大沢商会はユニマットヴェラシス及び南西楽園リゾートを吸収合併し、ユニマットリゾート&コミュニティ(現・ユニマットプレシャス)となる[3]。同時に社内のチェルシーカンパニー事業を分離し、(新)株式会社チェルシーに移管[4]

取り扱いブランド(過去も含む)

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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