大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館
大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館(だいとうぶんかだいがくビアトリクス ポターしりょうかん)は埼玉県東松山市岩殿の埼玉県こども動物自然公園内にあるビアトリクス・ポターの資料館である。隣接地にキャンパスが所在する大東文化大学が運営している。
概要
[編集]「ピーターラビットのおはなし」「こねこのトムのおはなし」「ひげのサムエルのおはなし」などの絵本で知られる童話作家のビアトリクス・ポターの資料を展示する資料館で、建物はポターが経営したイギリスの湖水地方国立公園にあるヒル・トップ農場を、埼玉県こども動物自然公園内の敷地内に忠実に再現し、2006年4月に開館したものである。
開館から4年7ヶ月の2010年11月14日(埼玉県民の日)で10万人目の入館者を迎えた[1]。
大東文化大学との関係
[編集]大東文化大学図書館・英米文学科が所蔵する世界的にも類を見ないコレクションの中から、特に貴重な書籍、原画、直筆手紙などを一般公開している。
当時、イギリスに研究に行った同校の教授が街中の古本屋で作品を見つけたが、手持ちがなかったため、大学と相談をして大学が購入した。
また、大東文化大学はPETER RABBIT Go Green Projectをサポートしている。このプロジェクトは「自然と人間と動物の共存」をキーワードに、企業・個人の枠を超えて「自然のためにできること」を実践していくものである。大東文化大学は当プロジェクトに賛同するサポーター団体として、環境保護活動を展開しているイギリスナショナル・トラストに対し、ビアトリクス・ポター資料館入場料の一部を寄付している[2]。
所在地・連絡先
[編集]- 住所:埼玉県東松山市大字岩殿554(公園管理事務所)
料金
[編集]- 高校生以上200円
- 小・中学生100円
- 乳児・幼児は無料、30名以上の団体は半額
※ 別途、埼玉県こども動物自然公園の入園料が必要(ただし、埼玉県民の日は無料開園となるため、当館も無料開館となる)。
アクセス
[編集]- 公共交通機関
- 「高坂駅」から川越観光バス TA01系統、TA02系統、TA03系統いずれかの「鳩山ニュータウン」ゆき、「こども動物自然公園」バス停下車
- 自動車
- 関越自動車道「東松山インターチェンジ」から約5km
- 関越自動車道「鶴ヶ島インターチェンジ」から約8km
- 国道407号「宮鼻」交差点から埼玉県道212号岩殿観音南戸守線で約3km
- 自転車道
- 北浦和駅前から武蔵丘陵森林公園まで向かうさいたま武蔵丘陵森林公園自転車道(荒川自転車道)から分岐して、こども動物自然公園まで向かう川島こども動物自然公園自転車道(比企自転車道)が用意されている。
脚注
[編集]- ^ “ビアトリクス・ポター資料館入場者が10万人を突破! : イギリスが生んだ文化遺産を展示 「大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館」”. 大東文化大学 (2010年11月15日). 2011年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月17日閲覧。
- ^ 大東文化大学ガイドブック CROSSING2012
外部リンク
[編集]座標: 北緯35度59分56.3秒 東経139度22分28.4秒 / 北緯35.998972度 東経139.374556度