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大木章一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大木 章一
おおき しょういち
生年月日 (1963-04-25) 1963年4月25日(61歳)[1]
出生地 日本の旗 日本千葉県[2]
出身校 東北大学大学院理学研究科修士課程修了[3]

在任期間 2023年7月4日[4][5] - 2024年7月8日
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大木 章一(おおき しょういち、1963年昭和38年〉4月25日[1] - )は、日本建設国土交通技官

来歴

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千葉県出身[2]東北大学大学院理学研究科修士課程を修了[3]。大学では地球物理学を専攻し、電磁気学プラズマ物理を学んだ[3]。卒業後は超長基線電波干渉法(通称、VLBI)に取り組む国土地理院を志望し[3]1989年平成元年)4月、建設省に入省[2]

入省後、ミュンヘン工科大学客員研究員、中部地方測量部長、応用地理部長、測地部長、企画部長などを歴任[2][3]。ミュンヘン工科大学では写真測量技術を学び、出向先の国土庁では全国総合開発計画策定のための基盤情報整備や地籍調査、建設省大臣官房では地理空間情報活用推進基本法の作成や準天頂衛星システムの開発に取り組んだ[3]。この他、VLBIの取り組みにおいて、VLBIアンテナで約1万キロメートルに及ぶ日本ドイツ間の距離をミリメートルオーダーで計測したり、国際VLBI事業(IVS)を立ち上げるなどした[3]

2022年令和4年)6月28日、国土地理院参事官に就任[6][7]

2023年(令和5年)7月4日、国土地理院長に就任[4][5]

脚注

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出典

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  1. ^ a b 政官要覧社 2023, 1081頁.
  2. ^ a b c d 国土地理院広報 第661号』(PDF)(プレスリリース)国土地理院、2023年7月、2頁https://www.gsi.go.jp/common/000251126.pdf2024年4月13日閲覧 
  3. ^ a b c d e f g 先端測量技術 No.119 この人に聞く[第23回]世界一の測量技術集団を目指す』(PDF)(プレスリリース)日本測量調査技術協会、2023年12月、6-9頁https://sokugikyo.or.jp/wp-content/uploads/2024/04/119_int.pdf2024年4月13日閲覧 
  4. ^ a b “人事、国土地理院”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2023年7月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOH1036GJ0T00C23A7000000/ 2024年4月14日閲覧。 
  5. ^ a b 人事異動(第46号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2023年7月4日、1頁https://www.mlit.go.jp/about/content/001618222.pdf2024年4月14日閲覧 
  6. ^ “人事、国土地理院”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2022年6月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOH1276XF0X20C22A6000000/ 2024年4月14日閲覧。 
  7. ^ 人事異動(第60号)』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2022年6月28日、2頁https://www.mlit.go.jp/about/content/001488155.pdf2024年4月13日閲覧 

参考文献

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  • 『政官要覧 令和5年春号』政官要覧社、2023年3月7日。 
官職
先代
高村裕平
日本の旗
国土交通省国土地理院

2023年 - 2024年
次代
山本悟司
先代
金澤裕勝
日本の旗
国土交通省国土地理院参事官

2022年 - 2023年
次代
東出成記