大日方俊子
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おおひなた としこ 大日方 俊子 | |
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出生名 | 非公表 |
別名 | ひろ まなみ |
生誕 | 1931年7月20日 |
出身地 | 日本・東京府 |
死没 | 2022年5月6日(90歳没) |
学歴 | 慶應義塾大学経済学部卒 |
ジャンル | 歌謡曲 |
職業 | 作詞家 |
活動期間 | 1968年 - 2022年 |
大日方 俊子(おおひなた としこ、1931年7月20日 - 2022年5月6日)は、日本の作詞家、著述家、音楽プロデューサー。ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員、日本映画音楽協会会長、日本音楽著作権協会正会員[1]。
経歴
[編集]東京府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。東京放送(現・TBSテレビ)でテレビディレクターを務めた後フリーに。音楽プロデュース、音楽イベント企画・コーディネートに加え、レコーディングのプロデューサー・ディレクターとして、音源制作に携わる傍ら、訳詞・作詞をはじめ、1968年、ザ・キング・トーンズの「グッド・ナイト・ベイビー」(同年5月1日発売、ポリドール)の作詞を「ひろまなみ」名義で担当[2]。同曲は、1969年12月、第2回日本有線大賞特別賞受賞[3]、1969年12月31日の第20回NHK紅白歌合戦に出場したザ・キング・トーンズの歌唱楽曲となった。
文筆家としては、音楽評論、レコードのライナーノーツなど、楽曲解説をはじめ、新聞・雑誌の音楽コラムなどの執筆と幅広く関わってきた。キネマ旬報社の『世界映画作品・記録全集』の音楽監修にも携わる[1][2]。
2010年3月30日、「第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」(ミュージック・ペンクラブ・ジャパン主催)で「知ってるようで知らない映画音楽おもしろ雑学事典」 (ヤマハミュージックメディア)が「最優秀著作出版物賞」を受賞[4]。
2022年5月6日、心不全で死去[5]。90歳没。
作詞した主な提供楽曲
[編集]- 川辺妙子
- ミッドナイト東京
- ケイ・アンナ
- 太陽の恋人
- ザ・キング・トーンズ
- グッド・ナイト・ベイビー
- 家へ帰ろう
- 太陽の渚
- 夢のマイホーム
- 星空のアリア
- 浜マサヒロとリビエラシックス
- 愛さなければ(1969年に発売されたシングル「波止場のマリア」のB面)
- 葉村エツコ
- とめてくれるなおっかさん
- 海が見えたら
- ピーターズ
- 白い荒野
- 虹のキャンドル
- 星悦子(桐山和子)
- 命にかえても
- オラ・オラ小鳥
- リッキー&960ポンド
- 神様だけが知っている
- 和田アキ子
- どしゃぶりの雨の中で
- アキ子の街
- 女はつらいよ
- 風を起こす女
- クライングベイビー
- つれてって何処までも
- 長い手紙
- ボーイ・アンド・ガール(映画『女番長 野良猫ロック』挿入歌)
- 真夜中の出来事
著書
[編集]- 大日方俊子『知ってるようで知らない 映画音楽おもしろ雑学事典』ヤマハミュージックメディア〈おもしろ雑学シリーズ〉(原著2009年6月27日)。ISBN 978-4636839197。
- 大日方俊子『音楽奇談 ~今だから語れる本当の話~』ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(原著2012年3月27日)。ISBN 978-4636875454。
- 大日方俊子『あなたが知らない"裏"音楽史』ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス〈1冊でわかるポケット教養シリーズ〉(原著2015年11月21日)。ISBN 978-4636916911。
出典
[編集]- ^ a b 知ってるようで知らない 映画音楽おもしろ雑学事典紹介
- ^ a b ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員名簿
- ^ 第2回日本有線大賞 HISTORY 日本有線大賞 - 有線ランキング
- ^ 第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞贈呈式|クラシック|音楽|HMV ONLINE
- ^ "作詞家の大日方俊子さん死去、90歳…「グッド・ナイト・ベイビー」「どしゃぶりの雨の中で」". 讀賣新聞ONLINE. 読売新聞社. 15 June 2022. 2022年6月14日閲覧。