大島建彦
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大島 建彦(おおしま たてひこ、1932年 - )は、日本の民俗学者。学位は、文学博士(論文博士・1960年)(学位論文「民間文芸史の研究」)。東洋大学名誉教授。
来歴
[編集]1954年東京大学卒。同大学院博士課程修了、1960年「民間文芸史の研究」で文学博士の学位を取得。日本学園教諭、東洋大学文学部助教授、教授、2002年定年退任、名誉教授。2017年日本民俗学会名誉会員[1]。
著書
[編集]- お伽草子と民間文芸 岩崎美術社 1967 民俗民芸双書
- 咄の伝承 岩崎美術社 1970 民俗民芸双書
- 疫神とその周辺 岩崎美術社 1985.9 民俗民芸双書
- ことばの民俗 三弥井書店 1986.4
- 民俗信仰の神々 三弥井書店 2003.1
- 日本の昔話と伝説 三弥井書店 2004.7
- アンバ大杉の祭り 岩田書院 2005.12
- 疫神と福神 三弥井書店 2008.8
- 十方庵の遊歴と民俗 三弥井書店 2013.6
共編著・校訂など
[編集]- 曽我物語 日本古典文学大系 第88 市古貞次共校注 岩波書店 1966
- 日本を知る事典 編集委員 社会思想社 1971 のち現代教養文庫
- 御伽草子集 校注・訳 小学館 1974.9 日本古典文学全集
- 日本の説話 第4巻 中世 2 市古貞次共編 東京美術 1974
- 武蔵の伝説 渡辺千佳子共編著 第一法規出版 1977.1
- 講座日本の民俗 6 年中行事 有精堂出版 1978
- 完訳日本の古典 第49巻 御伽草子集 小学館 1983.6
- 掃除の民俗 御巫理花共編 三弥井書店 1984.11
- 宇治拾遺物語 校注 1985.9 新潮日本古典集成
- 河童 岩崎美術社 1988.4 双書フォークロアの視点
- しつけ 岩崎美術社 1988.11 双書フォークロアの視点
- 無縁仏 岩崎美術社 1988.4 双書フォークロアの視点
- 嫁と里方 岩崎美術社 1988.8 双書フォークロアの視点
- コト八日 二月八日と十二月八日 岩崎美術社 1989.2 双書フォークロアの視点
- 餅 岩崎美術社 1989.5 双書フォークロアの視点
- 大黒信仰 雄山閣出版 1990.10 民衆宗教史叢書
- 民間の地蔵信仰 渓水社 1992.8
- アンバ大杉信仰 岩田書院 1998.3
- 日本の神仏の辞典 圭室文雄,薗田稔、山本節共編 大修館書店 2001
- 新編日本古典文学全集 63 室町物語草子集 渡浩一共校注・訳 小学館 2002.9
記念論集
[編集]- 民俗のかたちとこころ 岩田書院 2002.3
脚注
[編集]- ^ 日本民俗学 (292). (2017-11).
参考
[編集]- 大島建彦教授略歴「文学論藻」2002-3
- 「大島建彦先生著作目録」『民俗のかたちとこころ』刊行会編(非売品)2002-3