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大山正樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大山 正樹[1][2](おおやま まさき、1869年5月23日明治2年4月12日[3] - 没年不明)は、日本酒造家、「大和花」醸造元[4]、広島県酒造組合賀茂郡支部長[5]、広島県多額納税[4][6][7]政治家(広島県賀茂郡西志和村長)[5][8][9]名望家[10]

人物

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広島県賀茂郡西志和村(現東広島市)に生まれた[3]。大山源之助の長男[4]。生家は醤油醸造業を営んでいたが、明治初年に父は酒造業にあらため「大和花」と命名し斯業を経営した[3]1897年家督を相続した[4]。酒造業を営んだ[2][4]

1909年、村会議員に当選[3]1921年8月より1933年5月まで3期にわたり西志和村長在職[5]。村長退職に際し村より影徳碑を建設された[5]貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[11]

家族・親族

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大山家
  • 父・源之助(酒造家)[3][4]
  • 姉・ツナ1862年 - ?、広島、秋廣現太の妻)[4]
    • エイ1871年 - ?、広島、太田芳太郎の妻)[4]
    • タネ1875年 - ?、広島、織田熊二郎の二男虎之助の妻)[4]
  • 妻・トネ(1875年 - ?、広島、木坂義定の妹)[4]
  • 養子
    • キエ1879年 - ?、広島、秋廣輝五郎の姉、小松権六の妻)[4]
    • 良枝1907年 - ?、広島、秋廣現太の三女)[4]

脚注

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  1. ^ 『大日本紳士鑑』広島県賀茂郡824頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月2日閲覧。
  2. ^ a b 『大日本紳士名鑑』広島県賀茂郡34頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年7月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e 『広島県紳士名鑑』賀茂郡之部23頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l 『人事興信録 第8版』オ154頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年8月4日閲覧。
  5. ^ a b c d 『広島県紳士録 昭和8年版』208頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月22日閲覧。
  6. ^ 『日本紳士録 第31版』附録 全国多額納税者 広島県62頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月22日閲覧。
  7. ^ 『日本紳士録 第29版』附録 全国多額納税者 広島県65頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年10月8日閲覧。
  8. ^ 『西志和村誌』口絵四 現西志和村長 大山正樹(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月29日閲覧。
  9. ^ 『市町村治績録 改訂第2版』広島県47頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月6日閲覧。
  10. ^ 『帝国名望家大全』306頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年6月17日閲覧。
  11. ^ 『貴族院多額納税者名鑑』486頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月22日閲覧。

参考文献

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  • 妹尾久造編『大日本紳士鑑』経済会、1895年。
  • 吉野民司編『帝国名望家大全』吉野民司、1895年。
  • 竹内伊四郎編『大日本紳士名鑑』明治出版社、1916年。
  • 『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
  • 『西志和村誌』広島県賀茂郡西志和村、1924年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第29版』交詢社、1925年。
  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
  • 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。

関連項目

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