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大多摩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大多摩(おおたま)とは、東京都多摩地域西部の西多摩地域に、山梨県東部の北都留郡の2を合わせた地域名。西多摩地域に、山梨県より東京西多摩地域とつながりの深い山梨県北都留郡を加えた地域で、大多摩観光連盟[1]に加盟する10の市町村[2]を指す。

概要

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具体的には、東京都青梅市あきる野市福生市羽村市西多摩郡瑞穂町日の出町奥多摩町檜原村、および山梨県北都留郡小菅村丹波山村の433を指す[2]

「大多摩」の名称は、1946年9月に設立された「社団法人大多摩施設協会」に由来する[3][注釈 1]。この時点ではあくまで西多摩地域の別称であり、山梨県の2村は参加していなかった[3]

その後、1959年4月に大多摩観光施設協会から分離独立する形で「大多摩観光連盟」が設立され、この際に山梨県丹波山村と小菅村が加盟した[3]

大多摩観光連盟には、かつては東京都八王子市神奈川県津久井郡相模湖町(現:相模原市緑区)も加盟していたが、1990年までに脱退した。

沿革

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  • 1946年昭和21年) - 旧東京都西多摩郡地域の行政組織を会員とし、社団法人大多摩施設協会を設立[3]
  • 1959年(昭和34年) - 社団法人大多摩観光施設協会から分離し、大多摩観光連盟を設立。山梨県丹波山村、小菅村が加盟[3]
  • 1979年(昭和54年)4月 - 神奈川県津久井郡相模湖町が加盟。
  • 1980年(昭和55年)4月 - 東京都八王子市が加盟。
  • 1987年(昭和62年) - 大多摩観光連盟が社団法人化、社団法人大多摩観光連盟となる[3]
  • 1988年(昭和63年)3月 - 相模湖町が脱退。
  • 1990年(平成2年)3月 - 八王子市が脱退。

西多摩と小菅村・丹波山村の関係

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小菅村、丹波山村は多摩川の源流地域で東京都水道局水源涵養林もあり、西多摩地域のみならず東京都全体にとっても重要な地域である。

名称に「大多摩」を含む企業等

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「大多摩」の名称は小説家吉川英治が命名した。[要出典]

出典

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  1. ^ 一般社団法人 大多摩観光連盟
  2. ^ a b 自治体 一般社団法人 大多摩観光連盟
  3. ^ a b c d e f 大多摩観光連盟について 一般社団法人 大多摩観光連盟

関連項目

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外部リンク

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