大塚豊
日本ハム時代 | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都江戸川区 |
生年月日 | 1987年12月20日(37歳) |
身長 体重 |
182 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2009年 ドラフト2位 |
初出場 | 2011年7月9日 |
最終出場 | 2015年5月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
大塚 豊(おおつか ゆたか、1987年12月20日 - )は、東京都江戸川区出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。日本ハムベースボールアカデミーコーチ[1]。
経歴
[編集]小学六年生から江戸川南リトルリーグに入団し、2000年の全日本選抜大会で優勝。三番捕手として活躍した。
シニアリーグでは内野手兼投手として活躍し、クリーンアップを打っていた。高校は江戸川南の先輩である小谷野栄一、高口隆行の後を追って創価高等学校に入学。
創価大学進学後は、リーグ戦で1年目に最優秀新人賞、最優秀投手賞を獲得し、2年目以降も防御率が2.02がもっとも悪い成績で他の防御率は常に0点台から1点台前半、先輩の八木智哉を抜く[2]、23連勝のリーグ新記録を含む通算41勝1敗の圧倒的な成績を残し3度の最優秀投手賞、4度のベストナインとMVP、6度の最多勝を獲得した[2]。
2009年のプロ野球ドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズが2位で指名し交渉権を獲得した。
2010年は大学通算防御率1.09を買われ、即戦力と期待されていたが、入団前から痛めていた肘が想像以上に悪く、3月15日にトミー・ジョン手術を行い、成功したが、シーズン中は二軍登板もなかった。
2011年は二軍で中継ぎでの登板できるようになり、中盤から二軍で先発に復帰した。7月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で一軍初登板も果たした。
2012年は1軍登板なしに終わった。
2013年は中継ぎで8試合に登板したが、防御率4点台と安定感を欠いた。
2014年は7月3日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初勝利を挙げた。14試合の登板で1勝2ホールドだった。
2016年は一軍登板がないまま、10月1日に戦力外通告を受けた[3]。12月2日、自由契約公示された[4]。
選手としての特徴・人物
[編集]やや下半身の硬さを感じさせるフォームで、ストレートの最速は144km/h。変化球は高校時代に独自に編み出した三種類のフォークボール、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シュートと多彩。
最速144km/hだが通常は130km/h後半の直球とストライクを取る球、落差大きく空振りさせる球など状況に応じ自由自在に操る3種類のフォークが武器。「(試合ではフォークを)過去最高8球連続だが何球でも続けられる」と雑誌にコメントしている。
江戸川南リトルシニア(中学) - 創価高等学校 - 創価大学という経歴は小谷野栄一、高口隆行(元:巨人)と全く同じである。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | 日本ハム | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 42 | 7.1 | 16 | 1 | 2 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 7 | 7 | 8.59 | 2.47 |
2013 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 42 | 9.2 | 11 | 1 | 4 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 4.66 | 1.55 | |
2014 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1.000 | 91 | 20.0 | 18 | 3 | 14 | 0 | 1 | 9 | 2 | 0 | 11 | 11 | 4.95 | 1.60 | |
2015 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 13 | 3.0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3.00 | 1.33 | |
通算:4年 | 27 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | .500 | 188 | 40.0 | 46 | 5 | 23 | 0 | 2 | 20 | 2 | 0 | 24 | 24 | 5.40 | 1.73 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2011 | 日本ハム | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2013 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | |
2014 | 14 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | |
2015 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | |
通算 | 27 | 1 | 4 | 0 | 1 | 1.000 |
記録
[編集]- 初登板:2011年7月9日、対東北楽天ゴールデンイーグルス6回戦(旭川スタルヒン球場)[3]、8回表2死に2番手で救援登板、1/3回無失点
- 初奪三振:同上、8回表に丈武から空振り三振[3]
- 初先発登板:2011年9月1日、対千葉ロッテマリーンズ18回戦(QVCマリンフィールド)、4回2/3を2失点
- 初ホールド:2014年6月22日、対広島東洋カープ2回線(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)[3]
- 初勝利:2014年7月3日、対埼玉西武ライオンズ11回戦(埼玉県営大宮公園野球場)[3]、5回裏に2番手で救援登板、1回1/3を無失点
背番号
[編集]- 14 (2010年 - 2015年)
- 54 (2016年)
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 大塚豊 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube