大塚古墳 (須賀川市)
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大塚古墳 | |
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墳丘・石室開口部 | |
別名 | 前田川大塚古墳 |
所在地 | 福島県須賀川市前田川(字大塚) |
位置 | 北緯37度15分0.63秒 東経140度24分2.47秒 / 北緯37.2501750度 東経140.4006861度座標: 北緯37度15分0.63秒 東経140度24分2.47秒 / 北緯37.2501750度 東経140.4006861度 |
形状 | 円墳 |
規模 |
直径30m 高さ5m |
埋葬施設 | 横穴式石室 |
出土品 | 鉄器片・土師器片 |
築造時期 | 6世紀後半 |
史跡 | 須賀川市指定史跡「大塚古墳」 |
地図 |
大塚古墳(おおつかこふん、前田川大塚古墳)は、福島県須賀川市前田川にある古墳。形状は円墳。須賀川市指定史跡に指定されている。
概要
[編集]福島県南部、阿武隈川河岸段丘の縁辺部に築造された大型円墳である。現在までに墳丘裾部は削平を受けている。
墳形は円形で、直径約30メートル・高さ5メートルを測る[1]。墳丘に段築は認められず、周溝の存在も明らかでない[1]。埋葬施設は横穴式石室で、南西方向に開口する。玄室・玄門・羨道から構成され、長さ約8メートル・高さ約2メートルを測り、須賀川市内では蝦夷穴古墳(須賀川市和田)に継ぐ規模になる[2]。石室の石材は凝灰岩で、奥壁・床面・天井・側壁の一部には大きな板石を使用し、側壁の大部分は小さな割石を持ち送る[1]。副葬品は明らかでなく、鉄器片・土師器片のみが検出されている[1][3]。築造時期は古墳時代後期の6世紀後半頃と推定される[2]。
古墳域は1979年(昭和54年)に須賀川市指定史跡に指定された[3]。現在では石室内部への立ち入りは制限されている。
文化財
[編集]須賀川市指定文化財
[編集]- 史跡
- 大塚古墳 - 1979年(昭和54年)7月20日指定[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 史跡説明板(須賀川市教育委員会、1989年設置)
- 福島雅儀「大塚古墳 > 前田川大塚古墳」『続 日本古墳大辞典』東京堂出版、2002年。ISBN 4490105991。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 市指定文化財等 > 大塚古墳 - 須賀川市ホームページ