大場牧夫
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大場 牧夫(おおば まきお、1931年 - 1994年11月1日[1])は、日本の幼稚園教諭。
人物・来歴
[編集]茨城県生まれ。父は文化人類学者の大場千秋(のち茨城大学教授)。弟に保育学者の大場幸夫(大妻女子大学学長)がいる。茨城大学文理学部心理学科卒。1955年から桐朋幼稚園教諭を務める。1992年定年退職[2]。
著書
[編集]- 『幼稚園時代 4-5才児のこころと生活』日本放送出版協会, 1971
- 『幼児教育の基本を考える』ひかりのくに, 1988.8
- 『新幼稚園教育要領「領域」を考える 実践への手がかりとして』ひかりのくに, 1989.6
- 『原点に子どもを 大場牧夫の保育論』建帛社, 1994.12
- 『表現原論 幼児の「あらわし」と領域「表現」 フィールドノートからの試論』 (新保育内容シリーズ)大場幸夫 編. 萌文書林, 1996.8
共編著
[編集]- 『幼児の教育全書 1 保育者の目』平井信義編 大場牧夫 [等]著 教育出版, 1973
- 『幼児の生活とカリキュラム』編著. フレーベル館, 1974.10
- 『これからの保育』全6巻 海卓子、平井信義、本吉圓子、森上史朗共著. フレーベル館, 1978.11
- 『幼児と社会 社会指導の理論と実際』 (6領域教育法シリーズ) 編. 相川書房, 1981.10
- 『幼稚園・保育所実習の主活動の選び方と設定の仕方』大場牧夫 [ほか]編著. 萌文書林, 1987.2
- 『子どもと音楽 第6巻 幼児・児童指導の手引き』木村信之、小川博久,沢崎真彦,大畑祥子共編 同朋舎出版, 1988.4
- 『幼稚園教育要領解説 平成元年告示』高杉自子, 森上史朗共編著. フレーベル館, 1989.6
- 『子どもと人間関係 人とのかかわりの育ち』 (新保育内容シリーズ) 大場幸夫、民秋言共著. 萌文書林, 1990.11
- 『幼稚園・保育所実習の活動の考え方と計画・展開の仕方 新版』飯田良治ほか共編著. 萌文書林, 1990.5
- 『人間関係 人とのかかわりに関する領域 新・幼稚園教育要領』 (新・保育内容研究シリーズ) 編著. ひかりのくに, 1990.6
- 『保育内容総論 保育内容の構造と総合的理解』 (新保育内容シリーズ) 大場牧夫 [ほか]編. 萌文書林, 1993.10
- 『子どもの「自由」って、なに?』平井信義共著. 世界文化社, 1993.7
- 『ごちそうラディッシュ はたけのあおむしとこどもたち』 (かがくのとも傑作集. わくわくにんげん) 舟橋全二絵. 福音館書店, 1994.3
- 『せんせい』 (かがくのとも傑作集. わくわくにんげん) 長新太え. 福音館書店, 1996.2
- 『子どもと人間関係 人とのかかわりの育ち 新訂』 (新保育内容シリーズ) 大場幸夫, 民秋言共著. 萌文書林, 2008.9
- 『保育内容総論 保育内容の構造と総合的理解 新訂』 (新保育内容シリーズ)民秋言,吉村真理子編,岡崎比佐子,児嶋雅典, 小林育子,舩田松代共著. 萌文書林, 2009.3
脚注
[編集]- ^ 『「現代物故者事典」総索引(昭和元年〜平成23年) II 学術・文芸・芸術篇』(日外アソシエーツ、2012年)p.217
- ^ 吉田直哉「大場牧夫の保育カリキュラム論における人間関係 : 子ども同士・子ども-保育者の関係性の定位に着目して」『社會問題研究』第68巻、大阪府立大学人間社会システム科学研究科 人間社会学専攻社会福祉学分野、2019年2月、83-91頁、CRID 1390853649814343168、doi:10.24729/00003020、hdl:10466/16223、ISSN 0912-4640。