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大垣市墨俣歴史資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大垣市墨俣歴史資料館
地図
施設情報
正式名称 墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)[1]
愛称 墨俣一夜城
前身 墨俣町歴史資料館
来館者数 29,517人(令和元年度)[2]
事業主体 大垣市
管理運営 大垣市
開館 1991年(平成3年)4月6日[2]
所在地 503-0102
岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1
位置 北緯35度22分1.5秒 東経136度41分15.9秒 / 北緯35.367083度 東経136.687750度 / 35.367083; 136.687750座標: 北緯35度22分1.5秒 東経136度41分15.9秒 / 北緯35.367083度 東経136.687750度 / 35.367083; 136.687750
外部リンク 墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)
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大垣市墨俣歴史資料館(おおがきしすのまたれきししりょうかん)は、岐阜県大垣市にある博物館である。

正式名は墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)。単に墨俣一夜城とも称する。

概要

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  • 大垣市墨俣地区の歴史、墨俣城に関する資料などを展示する施設である。1991年(平成3年)4月6日に安八郡墨俣町墨俣一夜城(墨俣町歴史資料館)として開館。2006年(平成18年)3月27日に墨俣町が大垣市に編入されたことにより墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)に改称する。
  • 建物は大垣城天守閣1959年(昭和34年)に外観復元して再建)を模した鉄筋コンクリート造4層6階建[注釈 1]である。敷地面積は1099.07m2。建築面積は184.285m2、延床面積は574.29m2[2]、高さ23.0m[3]。屋根には大蔵省造幣局製作の金のシャチホコがのせられている。墨俣城跡地と思われる場所にあるが、実際に存在したと言われている墨俣城とは全く異なる外観である。

沿革

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墨俣城(墨俣一夜城)の建設計画はは戦前や昭和40年代にも計画されたが、実現されなかった。

  • 1989年(平成元年)10月24日 - 建設が決定する[4]。建設資金はふるさと創生事業を元にふるさと創生基金を新設。これを基にすることになる。
  • 1991年(平成3年)
    • 2月8日 - 大蔵省造幣局から金のシャチホコが墨俣町に引き渡される[5]
    • 2月16日 - 金のシャチホコが屋根に取り付けられる[5]
    • 4月6日 - 墨俣一夜城(墨俣町歴史資料館)として開館。初代名誉城主は竹下登[5]
  • 1994年(平成6年)3月27日 - 犀川に太閤出世橋(人道橋)が完成。
  • 2002年(平成14年)3月23日 - 玄関ホールの純金製ミニチュアシャチホコが盗まれる[6]。その後2代目のミニチュアシャチホコが製作される。
  • 2004年(平成16年)10月27日 - 内部改装が完成する[7]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月27日 - 墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)に改称する。
    • 10月23日 - 純金製ミニチュアシャチホコの一部分が盗まれる。
  • 2017年(平成29年)4月13日 - 純金製ミニチュアシャチホコが入ったガラスケースにひびが入る盗難未遂事件が発生する。

主な展示

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1階
  • 郷土展示室
美濃路墨俣宿
輪中
2階
  • 常設展示室
豊田穣関連[注釈 2][8]
武功夜話関連
豊臣秀吉関連(墨俣城築城から稲葉山城攻め)
3階
  • 常設展示室
豊臣秀吉関連(墨俣築城後から天下統一までの戦い)
4階
  • ギャラリー
5階
  • 展望室

利用案内

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  • 所在地:岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1
  • 開館時間:9:30 - 17:00
  • 休館日:火曜日(その日が祝日の場合、その翌日)、祝日の翌日(その日が日曜日または火曜日の場合、その翌日。その日が月曜日または土曜日にの場合、その翌々日)、年末年始(12月29日 - 1月3日)
  • 入館料:
    • 一般200円(団体20人以上は150円)。
    • 以下の場合は無料
18歳未満
大垣市内在住65歳以上
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者

交通アクセス

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周辺施設

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出典

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  1. ^ 墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)設置条例”. 大垣市. 2022年1月23日閲覧。
  2. ^ a b c 第8章文化振興” (PDF). 大垣市教育情報ネットワークシステム. 2022年1月23日閲覧。
  3. ^ 墨俣一夜城(大垣市墨俣歴史資料館)パンフレット(大垣市)
  4. ^ 記念誌編集委員会 2006, p. 120.
  5. ^ a b c 記念誌編集委員会 2006, p. 121.
  6. ^ 記念誌編集委員会 2006, p. 125.
  7. ^ 記念誌編集委員会 2006, p. 127.
  8. ^ 豊田穣”. 岐阜県図書館. 2022年1月23日閲覧。

注釈

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  1. ^ 6階建ての建物であるが、石垣内(実際の1階)は地下1階として扱われており、館内及びパンフレットでは地下1階地上5階建となっている。
  2. ^ 作品中に穂積や墨俣の風景が描かれており、墨俣にゆかりがある。

参考文献

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  • 記念誌編集委員会 編『合併記念墨俣百十一年のあゆみ』墨俣町、2006年。 

関連項目

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外部リンク

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