コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大垣信良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大垣信良(おおがき のぶよし 、1954年7月11日 – )は、日本のテレビディレクタープロデューサー演出家

略歴

[編集]

1954年、神奈川県横浜市生まれ。1978年、早稲田大学政治経済学部を卒業して、日本テレビ放送網に入社した。同期には桜田和之がいる。1996年、日本テレビ放送網を退社。現在は株式会社えすと取締役を務める[1]

テレビ番組

[編集]

「ルックルックこんにちは」

[編集]

自身がプロデュースした番組「ルックルックこんにちは」で大垣は芸能リポーターを活用していたが、それは「取材と、それを伝えることは別の能力。臨場感を出すためにもリポーターは欠かせない」からであったという[3]

1995年、「ルックルックこんにちは」にオウム真理教関係者を生出演させたところ、当時オウム真理教は警察から捜査を受けていたために批判を受けることになった。大垣は「テレビの速報性からも適当」だと反論し、「この人が出るなら出演しない、というのを説得して出てもらった」こともあったという[4]。また、生出演を希望するオウム側が生放送中に他の宗教団体を攻撃したために、番組内で即座に訂正しなければならないこともあったという[4]。謝礼については、同席したコメンテーターには出すが、オウム関係者には検討中だとした[4]。オウム事件のせいで芸能ニュースの取り扱いが減った事に関しては「ワイドショーは、世の中の動きに左右されて形が変わる。今年は事件が多い分、芸能がメーンにならないだけ」と一過性のものだという見方を示した[5]

参考文献

[編集]
  1. ^ 会社概要”. えすと. 2013年3月13日閲覧。
  2. ^ “[もうひとつの“主役”]ジュークボックス「ワーリッツァー・モデル1015」”. 読売新聞. (1987年11月1日) 
  3. ^ “芸能リポーターの「過激な1日」を追う”. 読売新聞. (1994年11月10日) 
  4. ^ a b c “オウム真理教幹部の生出演、是か非か 番組の制作現場で様々な意見”. 朝日新聞. (1995年4月6日) 
  5. ^ “ワイドショーにオウム後遺症 リポーターは生活一変 慣れない取材、出番激減も”. 読売新聞. (1995年8月22日) 

外部リンク

[編集]