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大和村 (鳥取県西伯郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまとそん
大和村
廃止日 1955年9月1日
廃止理由 新設合併
淀江町、大和村宇田川村高麗村淀江町
現在の自治体 米子市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,002
国勢調査、1950年)
隣接自治体 淀江町、宇田川村、大高村、米子市
大和村役場
所在地 鳥取県西伯郡大和村大字佐陀
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大和村(やまとそん[1][2])は、鳥取県西伯郡にあった。現在の米子市の一部にあたる。

地理

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佐陀川の下流域に位置していた[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)
    • 10月1日、町村制の施行により、会見郡佐陀村、小波村、中間村、平岡村が合併して村制施行し、佐陀村(さだそん)が発足[4][5]。旧村名を継承した佐陀村、小波村、中間村、平岡村の4大字を編成[5]
    • 12月、村名を大和村に改称[1][2]
  • 1893年(明治26年)10月14日、暴風雨により日野川、佐陀川の堤防が決壊し大きな被害を受けた[2]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1914年(大正3年)佐陀地区に電気点灯[2]
  • 1915年(大正4年)1月1日、「大和村大字◯◯村」から大字の「村」を削除し、「大和村大字◯◯」と改称[6]
  • 1955年(昭和30年)9月1日、西伯郡淀江町、宇田川村、高麗村(一部)と合併し淀江町が存続して廃止された[1][2]。合併後、淀江町大字佐陀・小波・中間・平岡となる[2]

地名の由来

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かつて当地方が大和郷と称していたことから[2]

産業

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  • 農業、養蚕[2]、漁業[3]
  • 産物:米、麦、綿、繭、瓜類、サツマイモ、牛[2]

教育

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  • 1897年(明治30年)大字中間字亀甲に大和小学校校舎新築[7]

脚注

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  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』824頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』799-800頁。
  3. ^ a b 「小波〈淀江町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』343頁。
  4. ^ 『市町村名変遷辞典』347頁。
  5. ^ a b 「佐陀〈淀江町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』371頁。
  6. ^ 「大字名改称」『官報』1914年11月28日国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 「中間〈淀江町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』562頁。

参考文献

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関連項目

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