大原重右衛門
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大原 重右衛門(重右衞門、おおはら じゅうえもん、1861年6月12日(文久元年5月5日[1][2])- 1927年(昭和2年)5月9日[3])は、明治から大正期の農業経営者、実業家、政治家。衆議院議員、滋賀県会議長。
経歴
[編集]近江国甲賀郡、のちの滋賀県[3]甲賀郡土山村[4](土山町を経て現甲賀市土山町)で、農業[1]、先代・大原重右衛門の二男として生まれる[2]。漢学、数学、仏学を修めた[1][3][4]。1881年(明治14年)4月、家督を相続した[2]。
戸長、収税属、郡書記を務めた[1][3][4]。滋賀県会議員に選出され、同常置委員、同議長、徴兵参事員、所得税調査委員などに在任[1][3][4]。
1894年(明治27年)9月、第4回衆議院議員総選挙(滋賀県第2区、無所属)で当選し[1][5]、その後、進歩党に所属して衆議院議員に1期在任した[3][4]。
実業界では、茶業組合中央会議員、日本製茶輸出取締役、甲賀銀行頭取などを務めた[1][2][3][4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 : 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。