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大分ソーラーパワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大分ソーラーパワー株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
870-0278
大分県大分市大字青崎2番
設立 2012年(平成24年)10月
業種 電気・ガス業
法人番号 9320001012490 ウィキデータを編集
代表者 藤本洋一
主要株主 丸紅株式会社
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大分ソーラーパワー株式会社(おおいたソーラーパワー)は、大分県大分市大字青崎に本社を置き、太陽光発電及び売電事業を行う企業である。丸紅株式会社の全額出資子会社。また、大分ソーラーパワーは同社が大分県大分市で運転する大規模太陽光発電所(メガソーラー)。

概要

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大分ソーラーパワーは、大分県大分市の別府湾岸に位置する大分臨海工業地帯埋立地(6号地)に丸紅エネックス、昭和電工日本触媒が所有する遊休地105haを借り受けて建設された[1]

2013年3月に着工し、2014年3月12日に商業運転を開始した。発電した電力は20年間にわたり九州電力に売電される。出力は82.02MWで、鹿児島七ツ島メガソーラー発電所の70MWを上回り、日本の太陽光発電所で2015年7月現在で最大。また、風力発電所新出雲風力発電所の78MWをも上回り、再生可能エネルギーの発電施設としても日本最大である[2]。年間予想発電量は8,700万kWhで、一般家庭約3万世帯分にあたる。二酸化炭素削減効果は年間約3.5万トン[3]。太陽光パネルはハンファグループQセルズ製を約34万枚使用している[4]

2016年12月に丸紅により吸収合併されることが発表されており、2017年2月28日付で法人格は消滅する予定。なお、大分ソーラーパワーの事業に関しては大分メガソーラー一般社団法人が設立し、日本政策投資銀行が出資する大分メガソーラー合同会社に譲渡される予定となっている[5]

脚注

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  1. ^ 国内有数のメガソーラー計画 大分市東部 大分合同新聞、2012年9月15日
  2. ^ スマートシティ:日本最大82MWのメガソーラーが大分で運転開始、売電収入は年間35億円にも スマートジャパン(ITmedia)、2014年4月24日
  3. ^ 大分市でのメガソーラー稼動・竣工式開催の件 (PDF) 丸紅株式会社、2014年4月23日
  4. ^ 丸紅、大分のメガソーラーが稼働-年間発電量3万世帯分 日刊工業新聞、2014年4月25日
  5. ^ 連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)および会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ(丸紅株式会社、2016年12月26日) http://www.marubeni.co.jp/news/2016/release/20161226.pdf