大内政之介
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大内 政之介(おおうち まさのすけ、1913年(大正2年) - )は、日本の著作家。
概要
[編集]昭和8年(1933年)に日本プロレタリア作家同盟に加入する。文学新聞に短編『百姓』を発表し、昭和10年(1935年)に上京する。同15年(1940年)病に罹り帰郷するが、再び上京して山梨毎日新聞、越佐新報などの東京支社広告営業として勤務する。その傍ら日本大学附属第一外国語学校支那語科に学び、再び帰郷して茨城新聞、国民新聞記者を経て昭和17年(1942年)東京新聞に入社して水戸支局長となる。昭和34年(1959年)12月、三たび上京し、光亜新報社編集長、紙業新報編集人を務める。昭和55年(1980年)6月、視力障害のため退職し、帰郷する[1]。
著作
[編集]- 『金砂戦国史』(筑波書林、1985年)
- 『佐竹秘史 反逆者の系譜』(筑波書林、1987年)
- 『山入一揆と佐竹氏』(筑波書林、1991年)
- 『新編金砂戦国史』(筑波書林、1993年)
- 『燃えよ大和魂―幕末動乱を駆けた水戸浪士たち』(暁印書館、1998年)ISBN 4870151332
- 『戦場の恋 佐竹秀義青春譜』(茨城図書、2000年)ISBN 4900725919
- 『幕末水戸藩の志士と佐竹氏のこと』 (筑波書林、2004年)
- 「東禅寺襲撃事件始末」『歴史研究』(歴史研究会出版局、通号429、1997年2月号)28~33頁
- 「尊攘運動に参加した小島村の農民達」『歴史研究』(歴史研究会出版局、通号437、1997年10月号)43~45頁
- 「弘道館合戦と諸生党の壊滅」『歴史研究』(歴史研究会出版局、通号467、2000年4月号)32~39頁
脚注
[編集]参照文献
[編集]- 大内政之介著『新編金砂戦国史』(筑波書林、1993年)