大井水管橋
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大井水管橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都品川区 |
交差物件 |
京浜運河 首都高速1号羽田線 東京モノレール羽田空港線 |
用途 | 水管橋 |
管理者 | 東京都水道局 |
施工者 |
IHIインフラシステム[1] 栗本鐵工所[2] |
開通 | 1967年[1] |
座標 | 北緯35度36分48秒 東経139度45分6.2秒 / 北緯35.61333度 東経139.751722度 |
構造諸元 | |
形式 | 2径間鋼ランガー補剛形式 |
材料 | 鋼材 |
全長 | 165m |
幅 | 1200A×2条(管径)[1] |
最大支間長 | 79.8m |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
大井水管橋(おおいすいかんきょう)は、東京都品川区の京浜運河を渡る水管橋である。
構造
[編集]完成は1967年(昭和42年)。京浜運河および運河に沿う首都高速1号羽田線、東京モノレール羽田空港線を跨ぎ越し、西側の品川区東品川と東側の八潮を結んでいる。本橋南側に並行する都道の大井北埠頭橋を、首都高速は下部、モノレールは上部で交差することから立体的な都市景観を形成する。当初の構造は支間長約80×2径間のランガー橋で、全長165m。1200A×2条の送水管は白、アーチ部材は赤く塗装されていた。後述のとおり、西側のアーチはトラス橋に架け替えられた。
架け替え
[編集]本橋の下を通る首都高速1号羽田線は桟橋構造で、路面高さと海水面とが近く鉄筋の腐食やコンクリートのはく離などが生じていた[3]。このため、2016年より首都高速を、本橋及び大井北埠頭橋の上部を越える高架構造に改築する工事が始められた。大井水管橋のうち首都高速と交差する西側1連は桁高を低くできるトラス構造に改め、道路勾配を抑えることとした[4]。2016年10月24日深夜から翌25日早朝にかけて首都高速を通行止めにし、既存橋を3ブロックに分けて400トン吊りクレーンで撤去した[5]。新設のトラスは八潮寄りのアーチの北側に用意され、2016年11月28日深夜から翌29日早朝にかけて、首都高速を通行止めにして53m縦取り、および8.5m横取りして架設された[6]。この架け替えにより、桁高は既存の10mから4mとなった[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c “水管橋”. IHIインフラシステム. 2020年1月10日閲覧。
- ^ 「会員自己紹介その3 栗本鐵工所」(PDF)『虹橋』第7巻、日本橋梁建設協会、1972年、17頁、2020年1月2日閲覧。
- ^ “首都高の未来に向けた長期的な取り組み 〜東品川桟橋・鮫洲埋立部の大規模更新事業〜”. 経済調査会 けんせつPlaza (2019年2月18日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “第19回鋼構造と橋に関するシンポジウム報告論文集 首都高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新事業の概要” (PDF). 土木学会 (2016年8月). 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b “首都高速 大井水管橋のP1〜A2を撤去、トラス桁に再架設”. 鋼構造出版社 道路構造物ジャーナル.NET. pp. 1. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “首都高速 大井水管橋のP1〜A2を撤去、トラス桁に再架設”. 鋼構造出版社 道路構造物ジャーナル.NET. pp. 2. 2020年1月26日閲覧。