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大上正裕 (医師)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大上 正裕(おおがみ まさひろ、1953年 - 2000年)は、日本の外科医であり、内視鏡外科手術(とくに腹腔鏡手術)の先駆者の一人として知られる。慶應義塾大学医学部外科学教室講師を務め、獨協医科大学多賀谷信美らと共に腹腔鏡手術の黎明期を支えた。

生涯と業績

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1990年代、日本に内視鏡外科手術を導入し、その発展に尽力した。慶應義塾大学医学部外科学教室に所属しながら、腹腔鏡手術の普及における重要な役割を果たした。1992年には、世界初となる腹腔鏡下胃局所切除術を成功させる[1]など、当時の最先端技術を実践し、日本の医療に新たな地平を切り開いた。

大上賞

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2008年、日本内視鏡外科学会により、大上正裕の功績を称えて「大上賞」が創設された。この賞は、内視鏡外科学の普及と発展に寄与した個人を表彰するものであり、現在も続いている。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 発表!医師が選んだスーパードクター【3】”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2014年1月13日). 2024年12月6日閲覧。