コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大三島みんなのワイナリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社大三島みんなのワイナリー
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
794-1304
愛媛県今治市大三島町宮浦5562番地 大三島みんなの家
設立 2015年11月11日
業種 食料品
事業内容 ワインの醸造・販売及びワイナリーの経営
農産物の栽培・加工・販売
カフェバーの運営
セミナー・ワークショップ等の企画・運営
代表者 伊東豊雄
資本金 300万円
従業員数 3名
外部リンク http://www.ohmishimawine.com/
テンプレートを表示

株式会社大三島みんなのワイナリー(おおみしまみんなのワイナリー)は、愛媛県今治市大三島町宮浦に本社を置くワインメーカーである。

概要

[編集]

建築家伊東豊雄大三島の耕作放棄地を活用し、島に新たな魅力を生み出すことを目指してスタートした[1]

2017年に初収穫を行い、岡山県のワイナリーdomaine tettaに醸造を委託し、大三島で初のワインが誕生した[2]2018年には赤ワイン「島紅(しまんか)」3種類、白ワイン「島白」の計4種類、約1,800本を製造した[3]

2019年には醸造所が完成した[2]。醸造所は来島海峡サービスエリアの仮設店舗だった建物を伊東豊雄が塾長を務める伊東建築塾と神奈川大学工学部の曽我部・吉岡研究室が設計変更して移築した[3]。醸造所ができたことで、自家醸造もスタート[2]。柑橘柑橘を使ったワインなど、大三島ならではの酒類も造られている[2]。また委託加工も受け入れており、2020年は9,000本超を醸造している[2]

沿革

[編集]
  • 2015年
    • 2月 - 大三島でワインを造る会が発足。大三島の瀬戸出走地区に1反の耕作放棄地を借り、整地しシャルドネ50本を植樹。
    • 3月 - ヴィオニエ50本を植樹。
    • 11月 - 「株式会社大三島みんなのワイナリー」設立。えひめ産業振興財団「地域密着型ビジネス」に認定。
  • 2016年
  • 2018年1月 - 試験委託醸造により、初のワイン島紅(しまんか)完成。
  • 2019年
    • 2月 - 島紅3種、初の白ワイン「島白(しましろ)」完成。
    • 9月 - 島内にワイン醸造所が完成。

事業所

[編集]
  • 事務所・ワイン販売所 - 愛媛県今治市大三島町宮浦5562番地
  • 醸造所 - 愛媛県今治市大三島町宗方5208-1(大三島憩の家敷地内にある)

脚注

[編集]
  1. ^ 追跡!ワイナリー最新情報!『大三島みんなのワイナリー』不耕起栽培など、新たな取り組みに挑戦 - Terroir.media(2023年9月15日)、2024年9月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『大三島みんなのワイナリー』大三島の風景を愛する人々が、みんなで造るワイナリー - Terroir.media(2021年8月20日)、2024年9月23日閲覧。
  3. ^ a b 『愛媛新聞』2019年10月4日朝刊「大三島ワイン 誕生間近 今治 醸造所が完成 操業 来月末にも芳香お届け」

外部リンク

[編集]