夜叉龍神社 (揖斐川町)
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夜叉龍神社 | |
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所在地 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上 |
位置 | 北緯35度36分57.1秒 東経136度21分36.5秒 / 北緯35.615861度 東経136.360139度 |
主祭神 | 夜叉龍神 |
創建 | 1647年(正保4年) |
夜叉龍神社(やしゃりゅうじんじゃ)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上(旧坂内村)にある神社である。
夜叉ヶ池にゆかりのある神社である。
祭神
[編集]沿革
[編集]- 1647年(正保4年) - 大垣藩藩主戸田氏鉄によって創建[2]。大垣藩領の治水の鎮守として祀ったという。長昌寺に別当を委託。この地には夜叉姫が髪を洗ったといわれている池(お洗池)が存在していた。
- 1772年(明和9年) - 再建。
- 1895年(明治28年)8月 - 大雨により大規模な土砂崩れ(川上ナンノ谷大崩壊)が発生し、崩壊土砂が坂内川を堰きとめる。この天然ダムが数日後に決壊、この鉄砲水により夜叉龍神社は流出。長昌寺の堂内に神霊を祀る[2]。
- 1914年(大正3年)- 川上白山神社とともに八幡神社に合祀される。その際夜叉龍神社から高らい[1]神社に改称。
- 1934年(昭和9年) - 揖斐川電気(現イビデン)が現在地に復興[2]。揖斐川電気により川上地区に寄附される。
交通
[編集]自動車
[編集]その他
[編集]- 揖斐川電気は揖斐川上流域に多くの水力発電所を保有していた。水不足は発電量に影響を与えることから、川上発電所開設のさい、坂内村と会社の平安隆盛を祈願し、夜叉龍神社を復興している[2]。現在もイビデンの役員は、この夜叉龍神社に参拝し、夜叉ヶ池へ向かうのが恒例行事という。
- 国道303号沿線の夜叉ヶ池の登山口に通じる林道の分岐点にある。なお、夜叉ヶ池登山口に鳥居が、夜叉ヶ池のほとりに奥宮夜叉龍神社がある。