夜を賭けて
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『夜を賭けて』(よるをかけて)は、1994年に出版された梁石日原作の小説。及び、それを題材とする映画作品。
概要
[編集]昭和30年代の大阪砲兵工廠跡を舞台に、在日韓国・朝鮮人の鉄屑窃盗団:通称「アパッチ族」の暗躍を描いた作品。
第113回直木賞(1995年)の候補に上がるも、受賞はしなかった[1]。
2002年、山本太郎主演で映画化。監督は金守珍(劇団新宿梁山泊代表)。
あらすじ
[編集]昭和33年、大阪の在日コリアンの集落に舞い戻ってきた義夫は、住民たちと元・兵器工場での鉄クズ集めで金を稼ぐ。やがて義夫は初子という娘と恋に落ちるが、取り締まりを強化した警察の手が集落に迫ってくる。
登場人物・映画版のキャスト
[編集]- 金義夫
- 演 - 山本太郎
- 金敬子
- 演 - 風吹ジュン
- 新井初子
- 演 - リュ・ヒョンギョン
- 高山フネ
- 演 - 樹木希林
- 高山健一
- 演 - 山田純大
- 若林逸郎
- 演 - 奥田瑛二
- 船田純希
- 演 - 不破万作
- 中村豊作
- 演 - 唐十郎