もうすぐ夜明けABC
もうすぐ夜明けABC ABC発午前1時 夜は、おととも | |
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ジャンル | 音楽番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 |
1983年10月10日 - 2017年12月30日(もうすぐ夜明けABC) 2008年4月1日 - 2009年7月4日(ABC発午前1時) 2014年4月1日 - 2017年12月30日(夜は、おととも) |
放送時間 |
火曜日 - 金曜日1:00 - 4:15 土曜日1:00 - 4:30 (放送終了時。詳細は#放送時間の遍歴参照) |
放送局 | 朝日放送 |
パーソナリティ |
尾崎智子 内田香織 高野あさお 阪口佳澄 安井ゆたか |
テーマ曲 | 都会の雀 |
公式サイト | 公式サイト |
特記事項: 平日の1:00 - 3:00は『ABC発午前1時』(2008年4月 - 2009年7月)、『夜は、おととも』(2014年4月 - 2017年12月)、3:00 - 4:15は『もうすぐ夜明けABC』の番組タイトルで、実質的に同一番組の二部構成として放送。一時は、土曜日の深夜(日曜日の未明)にも放送枠を設けていた。 |
『もうすぐ夜明けABC』(もうすぐよあけエービーシー)は、朝日放送(現:朝日放送ラジオ)が、火曜日(月曜深夜)から土曜日(金曜深夜)まで放送していた音楽リクエスト番組。基本として、午前3:00 - 4:15(土曜のみ4:30)に放送枠を設定していた。
原則として生放送で構成されていたが、2009年7月から2013年6月までは、事前に収録した内容を放送。2013年7月から2017年9月までは、この方法で土曜日の深夜(日曜日の未明)にも放送していた。
本項では、実質的に同一番組の扱いとして火曜日(月曜深夜)から土曜日(金曜深夜)までの午前1時から3時まで放送されている(された)、『ABC発午前1時』(エービーシーはつごぜんいちじ)と『夜は、おととも』(よるは、おととも)についても記述する。
概要
[編集]『もうすぐ夜明けABC』は1983年10月放送開始、『ABC発午前1時』は2008年4月放送開始・2009年7月放送終了。『夜は、おととも』は2014年4月から放送開始。
以上の番組では、時代を超えた懐かしい歌から最新のヒット曲まで、歌謡曲・演歌を中心に楽曲を放送。1名の女性パーソナリティが、日替わりで生放送を進行していた。ただし、平日版の『もうすぐ夜明けABC』後期には、歌謡曲・演歌系の歌手を迎えてのゲストコーナー「夜明けのソファー」(事前収録)を4時前後に放送することがあった。
『もうすぐ夜明けABC』が誕生したのは、『ABCヤングリクエスト』(『ヤンリク』)で長らくプロデューサーを務めた今田昭の発案による。その関係で、歴代の女性パーソナリティには、『ヤンリク』のアシスタント経験者が多かった。1986年9月までは、『ヤンリク』が『もうすぐ夜明け』の前枠で放送されていたため、スタジオを『ヤンリク』と共用していた。
2017年12月30日放送分で、『夜は、おととも』『もうすぐ夜明けABC』とも終了。放送最終週の月曜日であった12月25日には、「さよならイベント」を開催した(詳細後述)。
番組終了時点(2017年12月)の出演者
[編集]- 火曜日(月曜深夜) - 尾崎智子(最初期にも水・木曜深夜分を担当)
- 水曜日(火曜深夜) - 内田香織
- 木曜日(水曜深夜) - 高野あさお
- 金曜日(木曜深夜) - 阪口佳澄
- 土曜日(金曜深夜) - 安井ゆたか
※2014年3月31日からは、火曜から土曜まで、当番組の前枠で自社制作による音楽番組『夜は、おととも』(『ABC発午前1時』の後継番組)を毎日生放送。当番組の出演者がパーソナリティを兼務していた。
※神姫トラベル(朝日放送と神姫バスが共同で出資する旅行会社、以前の社名は「エー・ビー・シートラベル」→「エー・ビー・シー神姫トラベル」)の催行で年に数回実施しているリスナー向けの有料ツアー旅行には、パーソナリティから少なくとも1名が同行していた。
以前の出演者
[編集]◎:『もうすぐ夜明けABCフォーエバー』にも出演
- 桶村久美子◎(最初期に月・火曜深夜分を担当)
- 石川千加子(最初期に金・土曜深夜分を担当)
- 宮西直美(2008年3月まで)
- 尾崎千秋
- 唐川満知子
- 三島栄実子◎(1985年10月 - 2002年9月)
- 阿部京子◎(1990年4月 - 2002年9月)
- 藤原正美◎(1990年4月から土曜深夜分を担当)
- 豊田記子
- 平尾和子
- 倉森ひとみ◎(1998年10月 - 2005年3月)
- 筧真帆
- 横手友佳子
- 梨木加陽子
- 川田恵子 ※出演当初は水曜深夜分のパーソナリティ[1]。2013年7月から土曜深夜分を担当していたが、持病の長期療養を理由に、同年9月7日放送分で降板。同月の残りの放送分については、阪口が担当を引き継いだ。降板から約2か月後の11月16日に逝去。
- 松葉沙矢佳◎ ※2013年10月5日から2017年9月30日深夜放送分まで土曜深夜を担当。
※『ABC発午前1時』が放送されていた時期(2008年4月 - 2009年7月)は、『ABC発午前1時』『もうすぐ夜明けABC』で同一パーソナリティが引き続いて出演していた。
夜明けが応援する この1曲
[編集]2006年4月から始まった「もうすぐ夜明けが応援する この1曲 今月の唄」は、これから活躍が注目される歌手や、その月に発売される新曲を1か月間、毎日曲を放送して応援するコーナー。民放FM局がよく展開しているヘヴィー・ローテーション企画と同様の趣旨。
番組最終年であった2017年は、『おはようパーソナリティ道上洋三です』(ABCラジオ平日早朝の生ワイド番組)の放送開始40周年と重なっていたため、道上洋三(パーソナリティ)と吉田詩織(放送時点でのアシスタント)のデュエットによる40周年記念曲「きょうは記念日」が当番組にとって最後(同年12月分)の応援曲になった。
過去の選曲
[編集]2006年
[編集]月 | 曲名 | 歌手名 | 発売日 |
---|---|---|---|
4月 | 絆 | 長山洋子、影山時則 | 2006年4月26日 |
5月 | しあわせ大阪 | 猫夜叉 | 2006年5月10日 |
6月 | バラ色の未来 | 森昌子 | 2006年6月7日 |
7月 | 哀しみ模様 | 山本あき | 2006年6月21日 |
8月 | 新宿の月 | 山本譲二 | 2006年8月2日 |
9月 | とうさんか | 比嘉栄昇 | 2006年8月23日 アルバム「とうさんか」収録 |
10月 | 情夜灯 | 角川博 | 2006年9月21日 |
11月 | おぼろ月夜の上州路 | 森山愛子 | 2006年10月25日 |
12月 | 不如帰 | 瀬口侑希 | 2006年12月6日 |
2007年
[編集]月 | 曲名 | 歌手名 | 発売日 |
---|---|---|---|
1月 | 春待ち花 | 大石まどか | 2007年1月24日 |
2月 | 番屋 | 神野美伽 | 2007年1月24日 |
3月 | ふたり星 | 松永ひと美 | 2007年2月21日 |
4月 | 舟 | 伍代夏子 | 2007年3月28日 |
5月 | だんじり | 中村美律子 | 2007年4月25日 |
6月 | 古都情念 | 美川憲一 | 2007年6月13日 |
7月 | 波止場のボレロ | MAYUMI | 2007年7月4日 |
8月 | 立ち呑み『小春』 | 八代亜紀 | 2007年7月18日 |
9月 | 秋田ポンポン節 | 香西かおり | 2007年8月22日 |
10月 | こころの海峡 | 夏木綾子 | 2007年10月10日 |
11月 | 男の地図 | 三門忠司 | 2007年10月24日 |
12月 | むらさき日記 | 竹川美子 | 2007年12月5日 |
番組テーマ曲
[編集]- オープニング曲は、島津亜矢の『都会の雀』。
- イントロの「♪すずめ〜すずめ 〜都会の雀〜」の歌詞を、「♪夜明け〜夜明け 〜もうすぐ夜明け〜」と替え歌で歌っているものを使用。
- エンディング曲は、童謡唱歌など季節の曲を2~3週くらいで替えながら使用。
- 1983年10月の番組スタート時から番組リニューアル前までは、オープニング・エンディングともに、COSMOSの『Kissin' In The Rainbow』(土居慶子作曲・難波弘之編曲)を使用していた[2]。
番組の歴史
[編集]放送時間の遍歴
[編集]期間 | 放送時間(日本時間) | |||
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火曜日 - 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | ||
1983.10 | 1987.9 | 3:00 - 5:00(120分) | ||
1987.10 | 1988.3 | 3:00 - 5:00(120分) | (放送無し) | 3:00 - 5:00(120分) |
1988.4 | 1990.9 | 3:00 - 5:00(120分) | ||
1990.10 | 1998.9 | 3:00 - 5:00(120分) | (放送無し) | |
1998.10 | 1999.9 | 2:00 - 4:45(165分) | ||
1999.10 | 2004.6 | 2:00 - 4:20(140分) | ||
2004.7 | 2008.3 | 2:00 - 4:15(135分) | ||
2008.4 | 2009.7 | 1:00 - 4:15(195分)[3] | ||
2009.7 | 2013.6 | 3:00 - 4:15(75分) | ||
2013.7 | 2013.9 | 3:00 - 4:00(60分) | ||
2013.10 | 2014.3 | 3:00 - 4:15(75分) | 3:00 - 4:30(90分) | |
2014.4 | 2014.12 | 1:00 - 4:15(195分)[4] | 1:00 - 4:30(210分)[4] | |
2015.1 | 2017.9 | 3:00 - 4:30(90分) | ||
2017.10 | 2017.12 | (放送無し) |
番組初期
[編集]朝日放送では、1983年10月7日まで、『ヤンリク』を1日の最終番組として編成。基本として、午前3:00で放送を終えていた。しかし、在阪の中波他局が24時間終日放送へ相次いで踏み切ったことを背景に、朝日放送も最後発ながら月 - 土曜日の終日放送を開始。『ヤンリク』本番終了後の放送休止時間帯に『もうすぐ夜明けABC』を編成したうえで、同年10月10日から生放送を始めた。この番組開始当初から、少なくとも終了時間(かつ1日の起点時間)繰り上げがなされた1998年9月までは、番組終了時の4時58分に「1008㎑、朝日放送が大阪からお送りしております。JONR」の局名告知をアナウンスし、1日の放送開始に代えていた。
番組開始当時は、月曜を除く3:00-5:00の放送で、タイトルも『3時です もうすぐ夜明けABC』(さんじです もうすぐよあけエービーシー)。初期の頃は明星食品の単独提供番組だった。なお明星食品は単独提供から撤退、パーティシペーション(オールスポット)化後も3時台のスポットCMを1本(20秒)のみ提供していた時期があった。
基本的には女性パーソナリティーが番組を担当し、3時台は『ヤンリク』からの流れを継いで最近のヒット曲やアイドルのナンバーを中心に構成。4時台は早朝早起きをするお年寄りなどにターゲットを絞って、演歌や懐メロを中心にリスナーからのリクエストなどで構成した。
1980年代後半は土曜深夜(日曜未明)の放送で、番組唯一の男性パーソナリティーとして尾崎千秋が出演したこともあった。また、一時期(1987年度下半期)は『ABCラジオファンキーズ』が金曜日に限り土曜日午前5時まで放送されたため、土曜日が休止された時代もある。その後、1990年代から2000年代にかけて土曜深夜の放送は廃止されていた。
午前2時開始
[編集]1998年10月に番組がリニューアルし、放送開始が午前2時になり、午前5時までの3時間の放送になる。番組内容もこれまでのリスナーからのリクエスト、お便りに加え、ゲスト(主に演歌歌手)が登場するコーナー「夜明けのソファー」も新設し、また、同年11月からは金曜日(土曜日未明)に、歌手の島津亜矢が1週間の近況を報告するコーナー「北から南から島津亜矢」もスタートする(2006年3月終了)。
午前2時からの放送になって以後も、早朝番組の雰囲気を出すため、パーソナリティーはまず放送日と曜日をコメントした後、「おはようございます。(パーソナリティーの氏名)です」の挨拶から始めている。
しかし、早朝番組の編成が変わり、番組の後に「ラジオショッピング」が始まり放送時間が午前4時45分までになった。その後、1999年10月からは『毛利千代子のおはようパートナー』が午前5時スタートに繰り上がったため、その前の宗教番組も繰り上がり、同番組は午前4時20分までの放送に大幅縮小された。2004年夏には『ABCラジオショッピング〜早起きはロク文の得〜』の放送時間が拡大され、午前4時15分までの放送になる。
2004年春から2009年9月まで、朝日放送でプロ野球シーズンオフに放送している報道番組『ニュース探偵局』(年度下半期に毎週土曜日放送)の関連コーナー『おはよう!ニュース探偵局』(3:50過ぎから10分程度)も放送していた。『おはよう!ニュース探偵局』は、前週の『ニュース探偵局』で放送したインタビュー内容(25分程度のもの)を5日間に分けて放送している。ただし、通常の『ニュース探偵局』休止時でも、『おはよう!ニュース探偵局』は休止されず独自に放送されていた。しかし、『おはよう!-』は2009年9月に終了となった。
2006年10月29日に『もうすぐ夜明けABCスペシャル〜秋色満載!歌舞台〜』を、2007年1月1日に『初春・もうすぐ夜明けABCスペシャル慶びの歌2007』を出演者全員揃って放送した。
2007年1月9日の週からEメールでのリクエスト・メッセージの受付をようやく開始した。
「ABC発午前1時」開始に伴う事実上の拡大化
[編集]2008年4月1日からは、『もうすぐ夜明けABC』と同じパーソナリティの担当で、午前1時から午前3時に『ABC発午前1時』を放送した。『もうすぐ夜明けABC』のタイトルでの放送としては、午前3時から午前4時15分の1時間15分に短縮されるが、実質的には『もうすぐ夜明け』の時間枠を1時間拡大・前倒しして、『ABC発午前1時』『もうすぐ夜明けABC』あわせて3時間15分・2部構成の放送(実質的にコンプレックス形式に移行)と位置づけられていた。
2時台には「ミッドナイト寄席」と題して花花寄席で収録した落語、漫才の音源が放送された。金曜のみ「若井みどりのミッドナイト寄席」(同コーナーは録音)として若井みどりが司会を務め、ライブラリーの音源を放送した。
しかし、『ABC発午前1時』は2009年7月4日の放送を最後に終了することになった。『もうすぐ夜明けABC』は従来通り午前3時から午前4時15分で放送されることになったが、『ABC発午前1時』が終了したことで実質的には放送枠が縮小された形になった。同年7月からは、事前に収録した内容を放送するようになったため、生放送中にパーソナリティが伝えていた「ABC交通情報」が廃止された。
「ミッドナイト寄席」は2009年7月以降『もうすぐ夜明けABC』番組内(午前3時台)に組み込まれる形になった。しかし2010年4月の番組改編で「ミッドナイト寄席」のコーナーは終了。『満員御礼!福島一丁目劇場』の中で受け継がれることになった。
生放送・日曜放送の復活
[編集]2013年には、日曜3時台に実施していたTBSラジオ制作『よしもと下克上』のネット受けを終了したことを機に、7月7日から日曜放送を約20年振りに再開。これを機に、全曜日で生放送が復活した。ただし、日曜の放送枠は1時間で、他の曜日より15分短く設定。さらに、同年の10月改編からは、土曜放送分を4:30にまで拡大している。
以上の改編を機に、全曜日で3時台の後半に「ABCラジオショッピング」を挿入。当日のパーソナリティが商品を紹介する。また、平日版の午前4時前には、当日の「朝日新聞」大阪本社発行版朝刊からパーソナリティが主な記事の概要を2 - 3本紹介。エンディング付近の「ABC天気予報」では、当日の天気予報の原稿を読み上げている。
「夜は、おととも」開始に伴う再拡大
[編集]2014年3月31日からは、平日に当番組の前枠で『夜は、おととも』を生放送。『ABC発午前1時』を放送していた時期と同様に、パーソナリティが同番組から続いて出演するなど、事実上の2部構成(コンプレックス)を復活させている。
『夜は、おととも』は、「朝日放送のエリアのリスナーに対して『身近な情報とすてきな音楽』を送る」というコンセプトで構成。タイトルの『おととも』には、「おと(音楽)はとも(友達)」という意味を持たせている。また、1時台の後半に『ABCニュース』、2:00前後に『おとともボックス~今日は何の日~』、2時台に『ABCラジオショッピング』を内包。いずれのコーナーでも、パーソナリティ自身が原稿を読んでいる。また、2:30前後には、『私の、おととも』というトークコーナーを放送。週替わりで設けられる全曜日共通のテーマに沿って、パーソナリティが思い出話や最新の情報などを披露する。
『もうすぐ夜明けABC』のパーソナリティが1・2時台に放送の別番組にも出演しながら、放送枠を事実上拡大するという編成は、前述の『ABC発午前1時』を踏襲している。ただし、『夜は、おととも』は、「ミッドナイト寄席」のよう演芸関連コーナーを内包しないなどの点で『ABC発午前1時』と異なる。
なお、朝日放送では、日曜4時台に編成していた長寿番組の『おはよう浪曲』を2014年12月27日で終了。2015年1月6日からは、同番組の放送枠を吸収する格好で、『もうすぐ夜明けABC』の日曜の放送枠を30分拡大している。
シリーズの終了
[編集]朝日放送では、当番組の日曜放送を、2017年10月1日で終了。翌週(10月8日)からは、同年のナイターイン期間に特別番組として2回放送していた『霜降り明星のだましうち!』(霜降り明星初の冠番組)が、事前収録によるレギュラー番組として日曜版の放送枠を引き継いでいる。
火 - 土曜版については、2017年10月以降も放送を継続。同月から発売を開始した「ABCラジオカレンダー」の2018年版にも、3月分が当番組のPRに宛てられていた。しかし実際には、2017年12月30日放送分で、『夜は、おととも』と合わせて終了。『もうすぐ夜明けABC』の開始から34年3ヶ月にわたった番組シリーズの歴史に終止符を打った。最終日のパーソナリティは安井ゆたかで、『もうすぐ夜明けABC』の4時台には、安井以外の火 - 土曜版最後期のパーソナリティ(尾崎、内田、高野、阪口)もリスナーへの挨拶を兼ねて全員出演。最後に流れた楽曲は、『夜は、おととも』が「笑顔のまんま」(BEGIN with アホナスターズ)、『もうすぐ夜明けABC』が「明日に架ける橋」(サイモン&ガーファンクル)であった。
朝日放送では、放送最終週に当たる2017年12月25日(月曜日)の午後に、公開収録と連動した「さよならイベント」をABCホール(大阪市福島区)で開いた。このイベントには、上記の火 - 土曜版最後期のパーソナリティ5名が一堂に会したほか、歴代のパーソナリティ経験者から桶村、三島、阿部、藤原、倉森、松葉の6名が出演。『もうすぐ夜明けABC』シリーズのパーソナリティではなかった三代澤康司(朝日放送アナウンサー)が進行役を務める一方で、三代澤の上司に当たる道上洋三や、『もうすぐ夜明けABC』のオープニングテーマを歌う島津などからビデオメッセージが寄せられた。
放送終了後
[編集]朝日放送では、「さよならイベント」のダイジェスト音源などで構成する特別番組『もうすぐ夜明けABCフォーエバー』を、2018年1月7日(日曜日)の22:00 - 23:00に放送した。
2018年1月2日(火曜日)からは、『夜は、おととも』『もうすぐ夜明けABC』の放送枠を統合したうえで、『with you』(自社制作による生放送の音楽番組)が放送枠や一部のコーナー(ラジオショッピングや楽曲の応援企画など)を継承。『夜は、おととも』『もうすぐ夜明けABC』に続いて日替わりの女性パーソナリティ(関西地方を中心に活動するフリーアナウンサー)が1人で生放送を進行するが、全曜日ともパーソナリティの顔触れを両番組から一新している[5]ほか、日曜3:00 - 4:30には『霜降り明星のだましうち!』を引き続き放送する(2019年4月改編から放送枠を日曜1:30 - 2:30に移動)。また、『もうすぐ夜明け』の水曜3時台後半で放送してきた「安心・味わい・旅情報」(神姫バスグループ提供のグループ主催ツアー情報コーナー)は、2018年1月1日から『高野あさおの週刊おーmyとーく!』(毎週月曜日18:30 - 18:43→18:30 - 19:00または18:50)の毎月第4月曜分で継続させている。
番組制作
[編集]外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ ABCラジオ番組表 2013年4月版
- ^ 月刊ラジオパラダイス(三才ブックス) 1987年10月号 p.115「テーマ曲Q&A」
- ^ 1:00 - 3:00は「ABC発午前1時」、3:00 - 4:15までは「もうすぐ夜明けABC」の実質コンプレックス編成
- ^ a b 1:00 - 3:00は「夜は、おととも」、3:00 - 4:15(土曜は - 4:30)までは「もうすぐ夜明けABC」の実質コンプレックス編成
- ^ 開始当初のパーソナリティは、中倉真梨子(2012年 - 2013年『ABCフレッシュアップベースボール』火・水・土・日曜スタジオアシスタント、火曜)、廣川陽子(水曜)、中井真奈(木曜)、塩田えみ(金曜)、山本量子(土曜)。
朝日放送 火 - 土曜日1時台(月 - 金曜日深夜) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
30分番組を2番組(1時台・日替わり)
|
ABC発午前1時
(2008年4月 - 2009年7月) |
|
JUNK
(1:00 - 3:00) ※TBSラジオよりネット |
夜は、おととも
(2014年4月 -2017年12月) |
|
朝日放送 火 - 土曜日2時台(月 - 金曜日深夜) | ||
ウシミツリクエストABC(1:00 - 3:00)
|
もうすぐ夜明けABC
(1998年10月 - 2008年3月) ↓ ABC発午前1時 (2008年4月 - 2009年7月) |
JUNK
(1:00 - 3:00) ※TBSラジオ制作 |
JUNK
(1:00 - 3:00) ※TBSラジオ制作 |
夜は、おととも
(2014年4月 - 2017年12月) |
with you
|
朝日放送 火 - 土曜日3時台・4時台(月 - 金曜日深夜) | ||
(放送休止時間)
|
もうすぐ夜明けABC
(1983年10月 - 2017年12月) |
with you
|
朝日放送 日曜日3時台(土曜日深夜) | ||
シンセワールド
(3:00 - 3:30) 放送休止時間 (3:30 - ) |
もうすぐ夜明けABC
(1983年10月 - 1990年9月) |
be pop 音楽館
|
もうすぐ夜明けABC
(2013年7月 - 2017年9月) |
霜降り明星のだましうち!
(3:00 - 4:30) |
|
朝日放送 日曜日4時台(土曜日深夜) | ||
放送休止時間(3:30 - )
|
もうすぐ夜明けABC
(1983年10月 - 1990年9月) |
|
おはよう浪曲
(4:00 - 4:30) |
もうすぐ夜明けABC
(2015年1月 - 2017年9月) |
霜降り明星のだましうち!
|