多発性内分泌腺腫症
表示
多発性内分泌腺腫症(たはつせいないぶんぴつせんしゅしょう、英: Multiple Endocrine Neoplasia ;MEN)とは、2つ以上の内分泌腺に腫瘍または過形成が生じる病気である。MEN1遺伝子の異常により発生するMEN1型(Wermer症候群)とRET遺伝子の異常により発生するMEN2型に分けられる。
- MEN1型
- 下垂体腫瘍、副甲状腺腺腫・過形成、膵消化管内分泌腫瘍(ガストリノーマやインスリノーマ)が三大病変である。
- MEN2型
- 2a型(Sipple症候群)と2b型に分けられる。2a型では、甲状腺髄様癌、副甲状腺腺腫・過形成、褐色細胞腫が三大病変である。2b型では、甲状腺髄様癌、多発神経腫、褐色細胞腫が三大病変である。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 難病情報センター - 多発性内分泌腫瘍症(平成22年度)