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多田 鳴鳳(ただ めいほう、生没年不詳)は江戸時代後期の家相家・方鑑家で、土御門家の直弟子とされている[1]。
水魚道人によると鳴鳳は、土御門家の許可を得て『洛地準則』という家相書を発行した[2]。
また、鳴鳳の著作の写本として、『方位極秘 天機妙訣 造命宝典(上・下)』[3]や『方鑑秘竅全書(前編・後編)』[4]が現存している。いずれも、原典の発行年は不明。
- ^ 多田鳴鳳『洛地準則』、安政6年。
- ^ 多田鳴鳳著・水魚道人注解『洛地準則詳解』、昭和8年。
- ^ 複製本が出版されている。(多田鳴鳳・鳴鳳漁人『方位極秘 天機妙訣 造命宝典・方位精要 造命妙訣 鑑命天機鏡』、佐々木学建築研究所、平成31年)。
- ^ 前編の複製本が出版されている。(多田鳴鳳『三要奇書 方鑑秘竅制化要法秘伝』、鴨書店、昭和38年)