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多田治夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

多田 治夫(ただ はるお、1931年1月5日[1] - 2016年4月24日[2])は、日本の心理学者。金沢大学名誉教授。

略歴

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第四高等学校出身。1953年(昭和28年)、金沢大学法文学部哲学科(心理学専攻)卒。同大学助手、助教授、教授を経て、1996年(平成8年)定年退官、同大学名誉教授。放送大学石川学習センター所長を経て、2001年(平成13年)より金沢工業大学学生相談室顧問、2004年(平成16年)から同大客員教授。

専門はカウンセリング心理学、被害者心理学に関する研究を展開しており、多数の著書がある。石川被害者サポートセンター代表理事、「金沢こころの電話」会長などを経験し、各種の地域臨床活動の実践で知られる。

2016年4月24日、悪性リンパ腫のため死去[1]

著書

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  • 『講座 心理療法6 集団心理療法』(福村出版,1977年)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.356
  2. ^ 多田治夫さん死去 金沢大名誉教授、臨床心理学 著名人の葬儀 2016年4月26日